女優のブレイク・ライヴリーの次なるプロジェクトが明らかに。これまで比較的フェミニンな役柄が多かった彼女が「ジェームス・ボンド」ばりの暗殺者役にチャレンジする。

映画『007』シリーズの制作陣が参加する期待作

 ドラマ『ゴシップガール』の女優ブレイク・ライヴリーが次回作で殺し屋を演じることが明らかに。

 ブレイクが主演するのは、ミステリー作家、マーク・バーネルの小説『ザ・リズム・セクション(The Rhythm Section)』を原作とするスリラー映画で、過去8作に渡り、あの「ジェームス・ボンド」でお馴染みの大人気スパイ映画『007』シリーズを手がけてきたEONプロダクションとIMグローバルが制作を手がける。

パワフルな女性が主人公

 バーネル著書の4部作のうちの1作目となる同作のストーリーは、飛行機事故により家族を亡くしたブレイク演じる主人公が、悲しみの末に暗殺者となり墜落事故の真相に迫るというもの。

 原作では、主人公が敵の目を欺くために自身のアイデンティティを隠して複数の人物になりすましていることから、ブレイクも同作でさまざまな役柄を演じ分けることが予想されているほか、激しいアクションシーンにも期待が集まっている。

ブレイク本人も意気揚々

 ブレイクは今週、自身のインスタグラムに『ザ・リズム・セクション』の初版本の表紙写真を投稿。

 「イエス、イエス、イエス! この素晴らしくて複雑な女性ヒーローを演じられることにすごくワクワクしてるわ!」と意気込みバッチリなコメントをしていた。

 監督を務めるのは、現在海外で高評価を得ている米Huluのオリジナルドラマ『ザ・ハンドメイズ・テイル(原題)』の女性監督リード・モラノ。

 パワフルなヒロインが活躍する映画と言えば、この夏公開の映画『ワンダー・ウーマン』(日本公開8月25日)が世界的な大ヒットを遂げているが、ブレイク主演の同作も女性の強さを表現する代表的作品となれるか、早くも注目が集まっている。

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