米テレビ番組で暴言を吐いたことがウケて億万長者になった14歳の不良少女に、4つの罪で有罪判決が下された。

「不良」ぶりがウケた14歳少女

 母親に連れられて出演したアメリカのお悩み相談番組『ドクター・フィル』での不良ぶりがきっかけで、一躍有名になった14歳の不良少女ダニエル・ブレゴリ。

 同番組で観客から罵声を浴びたダニエルが激怒して口にした「キャッシュ・ミー・アウトサイド」という、相手を挑発する独自のフレーズがネット上で大流行。

 インフルエンサーとして、グッズ販売や広告収入で億万長者にまで成り上がった彼女が、4つの罪で有罪判決を受けた。

4つの罪で有罪判決

 ダニエルが有罪判決を受けたのは、重窃盗罪、マリファナ所持、警察へ虚偽報告を含む計4つの罪。
 その中には1年前にダニエルが犯した、母親のカバンと車を盗んだことと、洗面所に粉砂糖をばらまいて、母親がヘロインを使用していると、実の母親の薬物所持を偽ったことも含まれている。

 ダニエルは、すでに今年の4月にマリファナ所持の疑いで一度逮捕されており、逮捕後に裁判所で「自分の行いをすごく反省している」と発言していたにもかかわらず、反省どころか、わずか数ヵ月で再び逮捕されてしまった。

 今回の有罪判決で5年間の保護観察処分が下されたダニエルは、性教育、DV、窃盗についての3つの更生プログラムを100時間受けることとなる。さらに午後5時から午前6時までの夜間外出禁止令がだされた。
 自分が犯した罪の重い代償を裁判所で言い渡されたダニエルは大泣き状態だったという。

 素行の悪さが受けて億万長者になったとはいえ、犯罪はいけないこと。これを機に物事の良し悪しが判断できるようになることを願う。

This article is a sponsored article by
''.