「搾乳中」の写真を公開
以前、2016年12月に誕生した長男のジェームソン君に授乳中の写真を公開して、「人前の授乳はアリかナシか?」という欧米で盛んに意見が交わされている論争に参戦したシンガーのピンク。
そんな彼女が、今度は搾乳器を使って搾乳中の写真を公開して話題になっている。
先週、10月にリリース予定の5年ぶりの新アルバムからの先行シングル「ホワット・アバウト・アス」を発表し、現在、そのプロモーション活動などで超多忙な日々を送っているピンクは、休憩中の1枚として、バスルームで搾乳ブラをつけている姿を鏡越しに撮影したセルフィーを公開した。
「そして、今度はコレ」というコメントを添えた写真の中で、大きく目を見開いたおどけた表情を見せているピンクに対し、彼女と同じく搾乳の経験があるママ・フォロワーたちからは「がんばって!」、「私も搾乳していた頃が懐かしい!」、「これは、すべての女性たちが見るべき写真ね」、「タブーとされているものを普通のこととして公開してくれてありがとう」と称賛のコメントが。
しかし、世間では、普段あまり見慣れない搾乳中の女性の姿に対し、驚きや戸惑いの声も。
陰の努力に光を
欧米では昨今のフェミニズム旋風に押されて「人前での授乳を社会として受け入れよう」という声が強くなっていることもあり、SNS上で授乳中の写真を公開するママたちは増えつつあるものの、ママが搾乳をする姿の写真を公開するのはまだまだ稀。
搾乳はワーキング・ママが赤ちゃんと離れている間や、赤ちゃんが眠っている間にすることが多い孤独な作業で、言ってみれば、「陰(かげ)の努力」のようなもの。
「わざわざネットで公開しなくても」という意見ももちろんあるが、影響力をもつセレブであるピンクが、あえて、この「陰の努力」を公開し、光を当てたことで、勇気づけられる女性たちは多いよう。
育児から社会問題まで、ズバズバと本音を語るかっこいい姉御肌キャラとして知られるピンク。 今回投稿した写真では、見ようによっては、まるで世間を挑発するかのような表情にも見え、自分の行動が物議を醸すことは計算の範囲内なのかも。
どちらにせよ、彼女の行動には、ただ世間を騒がせようというよりも、自分と同じように日々頑張っているママたちへのメッセージが込められているように思える。
(フロントロウ編集部)