2017年の大作『ディセンダント2』で主役級キャラを獲得
ディズニーの人気キャラクターの子孫が一気に登場するテレビ映画『ディセンダント』。
全世界で1億人以上が視聴した1作目を経て、続編『ディセンダント2』では新たな子孫が登場してさらなるパワーアップが期待される。
19歳のチャイナ・アン・マクレーンは、その中でもキーパーソンである、『リトル・マーメイド』のアースラの娘ウマ役を演じる。
ヴァネッサやザックの師が絶賛
『ディセンダント』ほどの大作に起用されただけに、チャイナはなんとも多才。
その才能には、『ディセンダント2』の監督であり『ハイスクール・ミュージカル』でヴァネッサ・ハジェンズやザック・エフロンなどを発掘したケニー・オルテガ監督もこう語っている。
「チャイナは才能の幅があり、天性の女優でありシンガーでありパフォーマーなんだ。そんな彼女が『ディセンダント2』の撮影に参加してくれたことで、キャストみんなのレベルを高めてくれた。彼女の才能やエネルギーがみんなを感化したんだ」
チャイナはショービズ一家出身で、7歳の頃から歌・ダンス・演技のスキルを磨いてきた努力家。長年築いたきたそのスキルを、『ディセンダント2』で開花させている。
チャイナが日本のメディアと初インタビュー
キーパーソンとなるウマ役について、さらに来日の可能性について、チャイナがフロントロウ編集部に語ってくれた。
アースラの娘ウマを演じるにあたり、どんな役作りをしましたか?
1作目が大ヒットした大作だから、撮影地であるバンクーバーにつく1週間くらい前まで台本を貰えなかったの!だから台本を貰ってから研究を深める必要があったけど、とりあえず私は、母親であるアースラのパーソナリティを理解するために『リトル・マーメイド』を何度も何度も見返したわ。
ウマにはアースラっぽさがどのくらい出ていますか?
すっごくアースラっぽいわよ!アースラは二極性のある人でしょ。すごくハッピーで高飛車な感じから、急に攻撃的になったりするし。私としては、そんなアースラらしさがウマに出て欲しかった。だって、ウマはアースラの多大な影響のもと育ったわけだから。ウマは大の皮肉屋で、悪者でいるのが大好きなの。そしてマルとベン王子の復讐に燃えているわ。
母のアースラは登場しますか?
えっとね…。彼女は“部分的に”カメオ出演するわ(笑)。
ご自身について教えてください。よくどんな性格だと言われますか?
クレイジーで、明るくて、決意が固い、かな。
こうして話していてもとても明るい方で、ウマとは正反対ですね。
ありがとう、光栄よ(笑)。よく初めて会った人に、「え、本当はいい人なんだね」って言われるの。
撮影で一番大変だったことはなんでしょう?
間違いなく、ダンスシーン。今作にはハイレベルなダンスシーンがたくさんあって、とくに「ホワッツ・マイ・ネーム」はとても細かくて大変だった。
どれだけの量のリハーサルがありましたか?
撮影が始まるまでの3週間、毎日12時から19時までずっとリハーサルだった。この期間にキャストたちと仲良くなって、ダンスと剣術の練習をしてたわ。すごく大変だったけど、同時に、一番楽しい時間でもあった。
今作で学んだことは何でしょう?
毎日のように誰かから何かを学んだ。だって、みんな素晴らしいから。あとケニーからはすっごく多くを学んだわね。ケニーと一緒に仕事をするのは夢のようだった。すごく楽しい人で、ダンスシーンの撮影中にケニーを見ると、カメラの後ろで一緒に踊ってるんだから(笑)。すごく心強いよね。
『ディセンダント』はキャラクターごとにファッションでも楽しませてくれますが、ウマのファッションについて教えてください。
ウマのシグネチャーカラーはティール色なの。じつはこれ、私のお気に入りのカラーでもあるんだけど、だから初めてカラーを知った時は『やった!』って感じだった。とってもユニークなルックだよ。動くたびにフリンジが動いて、タコっぽいイリュージョンがあるの。
日本に来たことはありますか?なければ、来日の予定はありますか?
行ったことがないの!なるべく早く行きたい。というか、招待してもらえるなら絶対行く!
日本のファンにメッセージをください。
オーマイゴッド、もちろん!ジャパン、心の底から愛してる。みんな、絶対に『ディセンダント2』を気に入ってくれると思う。そして絶対に近いうちに日本のみんなに会いに行くからね!
チャイナのほか、『ピーターパン』のフック船長の息子や『美女と野獣』のガストンの息子など新たなヴィランキッズが登場する『ディセンダント2』は、10月21日(土)19:30~ディズニー・チャンネルで日本独占初放送される。