ベストセラー原作のラヴストーリー
9月1日に全米で公開される、アカデミー賞受賞女優のアリシア・ヴィキャンデルと『アメイジング・スパイダーマン2』のデイン・デハーンが主演の映画『チューリップ・フィーバー(原題)』の予告編が、一部の米テレビ局から放送禁止された。
カーラ・デルヴィーニュが出演することでも話題の映画『チューリップ・フィーバー(原題)』は、デボラ・モガー著作のベストセラー小説が映画化されたラヴストーリー。
17世紀、オランダのアムステルダムが舞台のこの映画は、巨額の富を蓄えた大商人と強制的に結婚させられたアリシア演じる主人公の妻が、デイン演じる貧しくも才能あふれる肖像画家と運命の恋に落ち、駆け落ちを計画するという物語。
絵画のような映像美と官能的な描写になっているこの映画の予告編に、一部のテレビ局が放送禁止の判断を下したとPageSixが報じている。
過激な描写に放送禁止
放送禁止されたのは、予告編の中でも過激な描写や表現などが含まれる「レッド・バンド・トレーラー」と言われる、通常の予告編より激しいシーンが加わったもの。
今作の予告編に登場する、惹かれ合う男女の思いがヒートアップしていく末のセックスシーンは、昨今の映画やドラマでよく描かれている描写だけに、さほど衝撃的な映像ではない。
ただ今作は予告編にしては過激すぎたために、R指定や映画の著作権保護を決めるアメリカ映画協会(MPAA)による放送許可が下りていても、テレビ局が自主規制として放送禁止という判断を下したのだろう。
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