政治家になる前は教師として働いていたカナダのジャスティン・トルドー首相が、10月5日の「世界教師デー」にちなんで教師時代の貴重な1枚の写真を公開した。

教師時代の写真を公開

 「今日は、若者たちの思考を形づくり、コミュニティを築くために功労して下さっている教師の皆さんを称えましょう」と世界中の教師たちを激励するメッセージを投稿したトルドー首相は、続けて、「言えないくらい年々も前の写真です」と、バンクーバーにある私立進学校で非常勤講師として働いていた20年近く前の写真を公開。

画像: 教師時代の写真を公開

  現在のようにバッチリとセットされたヘアスタイルではなく、自前のクセ毛を伸ばしっぱなしにした髪型に分厚いレンズのメガネをかけ、ちょっぴり野暮ったいネクタイを絞めたトルドー先生の姿に、世間には衝撃が。

 しかし、一部の女性フォロワーたちからは「それでもやっぱりカッコいい!」、「年を取ったハリーポッターみたい」、「生徒になりたい」などと、なかなかの評判だった。

  

「トルドー先生」の評判は?

 フランス語、数学、演劇、道徳などのクラスを担当していたというトルドー首相の教師時代の評判は上々。非常勤として通算で2年ほど勤務しただけだったが、生徒たちからは人気の先生だったという。

 2015年にソーシャルニュースサイトのredditで、あるユーザーが「トルドー首相の教師時代のことを教えてください」と掲示板で問いかけたところ、かつて彼の生徒だった人々から回答が。

画像: 「トルドー先生」の評判は?

 そのなかには、「テンションが高くて、すごく面白い先生だった、「男子生徒はみんな『クールだ』と言っていて、女子生徒にはモテていた」という納得の情報とともに、「ハロウィンにはオタクの仮装をしていた」、「授業に集中しない生徒の顔に口ひげの落書きをしていた」、「生徒と一緒になって泥だらけになって遊んでいた」などユニークなものもあった。

 現在は甘いマスクとお茶目な性格で「愛され首相」として多くの人に親しまれているトルドー首相は、前職では「愛され教師」だったようだ。

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