映画『ワンダーウーマン』の主演女優ガル・ガドットが、複数の女性からセクハラを告発された映画プロデューサーのブレット・ラトナーが次回作の制作から外されたことを明らかにした。
セクハラ・プロデューサーを追放
今週水曜日(11月15日)に放送された情報番組トゥデイ・ショーに出演したガルは、作品から締め出されないなら続編を降板すると報じられた件に触れ、「実際のところ、この映画の制作にはたくさんの人々が関わっています。私だけでなく、彼らも私と同じ考えでした」とブレットが次回作の制作に携わるべきではないと感じていたのは、彼女だけでなく他の制作スタッフも同じだったと証言。
さらにガルは、「みんなどうするのが正しいことなのか分かっていました。でも、私が特に表立ってこの件に関して発言する必要はなかったのです。(ブレットが制作から外れるという)この決断は、(彼のセクハラに関する)記事が出る前にすでに決まっていたことでした」と付け加えた。
男性に媚びない強い女性像を表現し、女性に勇気と活力を与える映画として予想外の大ヒットを記録した『ワンダーウーマン』だけに、セクハラ男とはキッパリと縁を切り、スタッフ一同、気持ちをひとつにして続編の制作に臨むということのようだ。