中国・上海で開催される2017年のヴィクトリアズ・シークレット・ファッションショー(以下ヴィクシー・ショー)に出場が決定していたモデルのジジ・ハディッドが、突如、同イベントへの不参加を発表した。

ヴィクシー・ショーへの不参加を発表

 日本時間の11月17日未明、ジジは自身のツイッターで今年のヴィクシーショーに出場できなくなったと発表。下記のメッセージを綴った。

画像: ©Gigi Hadid/ Twitter

©Gigi Hadid/ Twitter

 「今年、中国を訪れることができなくなってしまったことをとても残念に思っています。ヴィクシー・ファミリーを愛しているし、私の心は出演者のみなさんと共にあります! みなさんと一緒に、きっと美しいものとなるであろう今年のショーを見るのを楽しみにしています。また来年のショーに出演するのが待ちきれません!」

  

過去に「アジア人蔑視」を指摘されていた

 2015年、2016年と2年連続でヴィクシー・ショーのランウェイを歩いたジジは、今年8月に3度目となる今年のショーへの出演が決定したことを発表。しかし、そのことをSNS上で報告すると、中国のネットユーザーからは非難の声が多数寄せられた。

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 その原因となったのは、今年始めにジジがSNS上に公開した動画の中で仏像らしき形の饅頭の顔を真似して目を細め、おどけるような表情を見せた行為に対し「アジア人蔑視だ」と批判が集まったこと。

 これを受け、ジジは、中国版ツイッターと呼ばれる「ウェイボ―(weibo)」の自身の公式ページを通じて中国国民に対して謝罪文を公開していた。

画像: ジジが投稿した謝罪文「私の行動は、誰かを不快にさせることを意図したものでは決して無かったことをどうぞ理解してください。私の行いにより、気分を害してしまったみなさんに心から謝罪します」と釈明した。©Gigi Hadid Official/ Weibo

ジジが投稿した謝罪文「私の行動は、誰かを不快にさせることを意図したものでは決して無かったことをどうぞ理解してください。私の行いにより、気分を害してしまったみなさんに心から謝罪します」と釈明した。©Gigi Hadid Official/ Weibo

 ジジの突然の欠場発表の理由については現時点では説明が無いが、世間では中国国民からの反発を汲んだ末の決断なのではないかとウワサされている。

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