プライベートでは自称「嫌な奴」
先日、米Variety誌の人気企画「アクターズ・オン・アクターズ」でインタヴューに応じたオスカー女優のジェニファー・ローレンスが、プライベートでわざとファンに対して失礼な態度をとっていることを告白。
明るく人懐っこいキャラクターから“愛され女優”との呼び名もある彼女が、一体なぜそんなことをするのだろうか?その意外な理由について、ジェニファーはこう語っている。
「えっと、私は私生活ではものすごく失礼な態度をとるの。ものすごく嫌な奴になるのよ。でもそれは私にとって、ある種の身を守る術であるの。嫌な奴になることで、自分自身を守っているのよ」
あえて冷たい態度をとってファンを遠ざけることで、「身を守っている」と明かしたジェニファー。
「『一緒に写真を撮ってもらえませんか?』と聞かれても、『ノー』と答えるわ。私のことを友達と思っている人が多いのはわかっている。私が有名人だから、みんな私のことを知っている気分になってしまうのよね。でも私は彼ら(ファン)のことを知らない」
続けてこう話した彼女は、プライベートでの写真撮影に慎重になっている具体的な理由についても明かした。
「もし誰かが私の写真を撮ってSNSに投稿したら、2秒も経たないうちに私がいる半径10m圏内の場所が特定されてしまう。そしたらみんなに私が何を着ていて、誰と一緒にいるのか見られる。(写真を撮ることで)そんな追跡用のデータを与えるようなリスクはおかせないわ」
プライベートでも手厚いファンサービス、いわゆる「神対応」をするセレブも多いなか、あえてその逆を行くのにはこんな複雑な事情が。ジェニファーいわく、彼女にとってこれが「唯一の防御法」なのだという。
華やかな世界で何不自由なく暮らしているように見えるセレブだが、裏には様々な苦労がある。