豪華キャストが同じステージに集結するのは東京コミコンならでは
12月1日から3日間行われた、ポップカルチャーの祭典「東京コミコン2017」のトークショーに登壇したマッツ・ミケルセン、カール・アーバン、ネイサン・フィリオン、そして福島かれんが、東京コミコンについて語った。
1970年代にアメリカで創設された、コミコンは世界各地で行われているが、日本での開催は今年で2回目。
そんな東京コミコン2017で、マッツ、カール、マイケル、かれんの4人が集まって行われたトークショーは、来日セレブがステージに登壇するやいなや大盛り上がり。
異なる作品に出演するセレブたちが、同じステージでトークショーを行うことは世界的にも珍しいことで、これにはネイサンも、「『スター・ウォーズ』(=マッツ※)に『スター・トレック』(=カール)に『スースク』(=かれん)のスターの間に座れて最高だよ!」と、興奮した様子だった。
※ミッツは『ローグワン / スター・ウォーズ・ストーリー』に出演していた。
自身もアメコミファンだというマッツは、「スーパーヒーローのいいところはやっぱりスパーパワーを持っているところだよね。空を飛んだり透明になったり、現実でも何度も姿を消したいと思ったことがあるよ(笑)現実から逃れることができるスーパーヒーローは、子供にも大人にもなにか訴えることがあるのが魅力だと思う」とアメコミ愛を語った。
また舞台俳優出身のカールは、「東京コミコン2017のようなイベントは、ファンのみんなに会えることが一番の魅力。舞台にでていた時は観客の反応で作品の良し悪しがわかるけど、映画やドラマだと反応がわからないからこういうイベントは重要だと思う。あと、ブースを見たりグッズを買ったりするのも楽しいよね」コミコンならではの魅力や楽しみを明かした。
そんなトークショーでは、4人は日本についても語った。
「日本は大好き。街も人も食事も最高だよ。前日にレストランに行った時、店員さんが来るたびに『カンパイ』と言ってて楽しかったよ。お酒をたくさん飲めるってことでしょ?」ーマッツ
「日本は小さい時からずっと来たかった国なんだ。(今回来日して)まったくガッカリしなかったよ。人や歴史、地理、見るものすべてが美しかった。京都に行ったんだけど、紅葉が美しかったし、道行く人々が笑顔で礼儀正しくて、日本語が話せない僕に躊躇することなく助けてくれて本当に素晴らしかった」ーネイサン
「東京は本当に美しい場所だよね。たくさんの伝統がありながらも驚きに溢れているがところが本当に美しいよね。日本人の気遣いや思いやりとかもね」ーカール
「アメリカ生まれで日本に住んだことがないのですが、日本にくると暖かく迎えてくれて本当に誇りに持っています」ーかれん
世界的にアニメ文化が発展している日本にもかかわらず、コミコン参戦がまだ2年目であることに対してマッツは、「毎年行われるようになってほしい」と熱弁。
さまざまなポップカルチャーが集い融合し、来日セレブたちも楽しんだ東京コミコン2017は、大盛況で幕を閉じた。