今年の7月に41歳という若さでこの世を去った人気バンド、リンキン・パークのボーカルであるチェスター・ベニントン。先日、米メディアTMZが、チェスターの検視と毒物検査の結果を入手し、彼の体内から微量のアルコールが検出されたと公開した。
しかしTMZは、1回目のテストではチェスターの体内からMDMAの薬物反応が出ていたと報道していた。
今回、これについてリンキン・パークのメンバーであるマイク・シノダが、きっぱりと否定。
マイクは自身のツイッター上で、「はっきりさせておくよ、チェスターが亡くなったときMDMAが体内にあったとTMZが間違った報道をしていた。これは間違いで、彼らはレポートを読み間違えたんだ。彼らはすでにその部分を修正している。ほかのメディアも同じように良識を持ってくれることを願うよ」と、TMZの記事を貼り付けてコメント。
チェスターの名誉を守るため、間違って世の中に出回った情報が修正されるように念を押した。
多くの人に愛されながらも自ら死という道を選んだチェスター。10月28日には彼の追悼公演が行われ、親交のあった多くのアーティストが登場してパフォーマンスを行った。
チェスターがこの世を去ってから早5ヵ月。リンキン・パークは12月15日に、アルバム『ワン・モア・タイム』を引っさげたツアーの音源を収録したアルバムを発売する。