アメリカの高校卒業アルバムに、ある特別な生徒が。その姿と理由に癒される。。
アメリカ・ヴァージニア州にある高校の卒業アルバムでの生徒の個人写真のページに、ある「特別な生徒」が写っていた。その特別な生徒とは、犬。
黒のラブラドール犬であるアルファ・ショークは、飼い主であるアンドリュー・ショークの写真の隣に並んでいる。人間の中に写り、ひょっこり顔を出しているアルファは、じつはアンドリューの介助犬。
アンドリューは1型糖尿病を患っており、アルファの仕事はアンドリューの血糖値をモニターすること。嗅覚が鋭いアルファは、なんとアンドリューが具合が悪くなる20~40分前から匂いで分かるという。これまで何度もアンドリューの命を救ってきたアルファは、アンドリューと一緒に学校にも通っており、つねにアンドリューを介助している。
すると、だんだん学校のクラスメイトとも馴染み、アルファの存在は学校ではなくてはならないものになっていった。その結果、アルファを卒業アルバムに入れることになったという。
この写真がネット上に広まると、アルファはネットでも大人気に。アンドリューは、「アルファを学校に連れて行って、みんなを幸せにすることで、僕の病気がポジティブなものに感じられたよ」と話した。