人々を良い方向に導く「尊敬すべき女性たち」がモチーフ
クリスマスツリーのてっぺんに飾るツリートッパーと言えば、最も一般的なのが大きめサイズの星のデコレーション。
この星のデコレーションは、イエス・キリストが誕生した夜に現れた「ベツレヘムの星」に由来していると言われ、じつは「人々を良い方向に導く」という深い意味が。
そんな伝統ある星形デコレーションの代わりに、今年は別のモチーフを飾ってみてはどうかと、女性の権利の推進を目的にしたイギリスの非営利団体「ウーメン・トゥー・ルック・アップ・トゥー(Women to Look Up To)」が提案している。
日本語に訳すと「尊敬すべき女性たち」という意味の同団体が完全受注販売しているのは、シンガーのビヨンセ、元アメリカ国務長官のヒラリー・クリントン、プロテニス選手のセリーナ・ウィリアムズら世間に大きな影響力を持つパワフルな女性たちをモチーフとしたツリートッパー。
3Dプリンターで立体造形出力され、その後、一つひとつ職人によってハンドペイントが施される同アイテムは、本人たちそっくりな精巧な仕上がり。天使の羽を背負い、神々しさすら感じるデザインとなっている。
販売価格は80ポンド(約1万2千円)と少々値が張るが、収益はすべて女性の地位向上を支援する活動に寄付される。