トム・クルーズ、骨折から復帰して、早速スタント!
ハイレベルなアクションシーンの数々を自らこなしていることで知られる、俳優のトム・クルーズ。その並外れた身体能力と、スタントマンに任せず自ら行なうというプロフェッショナルさは、いつも世間を驚かせている。
そんなトムは昨年8月に、映画『ミッション・インポッシブル6』の撮影中にビルからビルに飛び移るシーンを自らスタント。その際に、飛び先のビルに十分に飛び移れずに壁に体を撃打。トムは足首を骨折し、骨折が完治するまで撮影が延期していた。
そんな思いがけないトラブルから約5ヵ月、再び危険なスタントに挑むトムの姿をフロントロウ編集部がキャッチした。
今回トムがスタントに挑んだのは、ロンドンにある駅の屋根上を爆走するシーンのほか、なんとビルの窓から飛び降りる迫力満点なシーン。
骨折をした経験による恐怖は微塵も感じさせず、骨折をした時と引けを取らないダイナミックなスタントを、ケガをしたとは思えない軽快な動きでこなしたトム。
じつはトムはこの5ヵ月後のスタントで撮影復帰したわけではなく、ケガからわずか2ヵ月程度しか経っていない昨年10月に、同作の撮影を再開。
しかし、そこでは危険なスタントは行なわず、ヘリを運転するなどといった体への負担が軽いシーンを撮影。トムは撮影を滞らせないために、完治していない体を張って撮影を続けていた。
55歳、ケガを恐れず危険な撮影に挑戦するトム。プロフェッショナルを貫き続ける、ハリウッドきってのトップスターのその姿に脱帽。
(フロントロウ編集部)