性差別的なヴィンテージ広告の性別を入れ替えて再現した写真の数々に胸をえぐられる。
1950年代に世に出回っていた商業用広告には、「女性は家で家事をするのが当たり前」、「妻は夫の言いなり」など、女性蔑視ともとれる性別によるステレオタイプを表すものが多数。
レバノンを拠点に活躍する男性ビジュアル・クリエイターのエリ・レズカラーが、現代だったら間違いなく炎上しそうな悪質な性差別的メッセージが込められたヴィンテージ広告を、男女の立場を入れ替えて再現。
男女逆転したイメージが放つメッセージに息を呑む人が続出している。
これらの比較を見て、あなたはどう感じる?
「彼女に世界は男のものだと示してやろう」
→「彼に世界は女のものだと示してやろう」
「女はキッチンから離れない」
→「男はキッチンから離れない」
「もしも夫に見つかったら…」
→「もしも妻に見つかったら…」
「女にだって開けられるって?」
→「男にだって開けられるって?」
「家に女を飼うのって素晴らしい」
→「家に男を飼うのって素晴らしい」