オーストラリアで10代の少女3人が、障害者の17歳少女に対して、拷問や暴行を加える「過去30年間で最悪」と言われる暴行事件が発生した。(フロントロウ編集部)

「過去30年間で最悪」の暴行事件

 15歳の少女2人と12歳の少女は、身体障害を抱える17歳の少女を深夜の公園におびき出し、拷問と暴行を開始。スマートフォンの割れたスクリーンのガラスを吸い込むように命令すると、その後、公園にあったBBQ用の鉄板に両手を置かせ、火傷を負わせた。

 17歳の少女への暴力はこれに留まらず、少女の頭をテーブルに強く打ちつけ、地面に投げ落とすと、ほかの少女たちが蹴り飛ばすなどの卑劣な暴行を加え続けた。その一部始終を加害者少女たちが動画に収めており、それをインターネットに公開したことで事件が明らかとなった。

 被害者の17歳少女は、両手の火傷と、顔面が認識できないほど、あざで黒く腫れあがる重症を負い、病院に運ばれ、現在は自宅で療養しているという。地元のニュース番組Ten Newsのインタビューに答えた被害者の母親は「理解できない」と嘆きの声を訴えた。同番組のSNSには、事件が明らかとなった暴行現場を収めた衝撃の動画が公開されている。

 現地の警察高官は、Ten Newsに10代の少女らの行動について「過去30年間で最悪の暴行事件」だと回答。加害者の3人は暴行罪と窃盗罪で告訴された。最年少の12歳少女はすでに保釈されている。(フロントロウ編集部)

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