【年間最優秀レコード賞/最優秀アルバム賞】
アルバム『24K・マジック』/ブルーノ・マーズ
主要4部門のうち3部門を含む全7部門で受賞したブルーノ・マーズ。最新アルバム『24K・マジック』は、年間最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞に選ばれた。同アルバムのリード曲である「24K・マジック」のMVは、ラスベガスで撮影された贅を尽くした内容になっている。
【年間最優秀楽曲/最優秀R&Bソング/最優秀R&Bパフォーマンス】
「ザッツ・ホワット・アイ・ライク」/ブルーノ・マーズ
「ザッツ・ホワット・アイ・ライク」は、主要4部門のひとつである年間最優秀楽曲賞を含む3部門を受賞。ブルーノお得意のダンスに合わせてアニメーションが連動するポップなMV。
【最優秀新人賞】
アレッシア・カーラ
今回のグラミー賞で最優秀新人賞を受賞したアレッシア・カーラは、新人賞を含む4つの部門でノミネートされた。そんな彼女の楽曲「スカーズ・トゥ・ユア・ビューティフル」は、そのままのあなたが美しいとアレッシアが語りかけてくれるような一曲。アレッシアは、今年のサマーソニックへの出演が決定している。
【最優秀ポップ・パフォーマンス賞(ソロ)】
「シェイプ・オブ・ユー」/エド・シーラン
グラミー賞にノミネートされていたが授賞式には参加しなかったエド・シーラン。にもかかわらず2つの賞を受賞。最優秀ポップ・パフォーマンス賞に選ばれた「シェイプ・オブ・ユー」は、エドのキャリア史上初めてUSシングルチャートで1位を獲得した曲。
【最優秀ポップ・パフォーマンス賞(グループ)】
「Feel It Still」/ポルトガル・ザ・マン
日本ではあまり知られていないポルトガル・ザ・マンは5人組バンドで、2006年にデビューアルバムを発売して以来なかなかヒットに恵まれてこなかったが、ついに今年グラミー賞を受賞。これをきっかけにさらなる展開が期待されており、今年のサマーソニックへの出演も決定している。
【最優秀ラップ・ソング/最優秀ラップ・パフォーマンス/最優秀ミュージック・ビデオ】
「ハンブル」/ケンドリック・ラマー
今回のグラミー賞で5部門を受賞したケンドリック・ラマー。発売3ヵ月でダブルプラチナに認定された大ヒットアルバム『ダム』に収録された楽曲「ハンブル」は、3部門で受賞した。ちなみにEDMの代表格スクリレックスがリミックスしたヴァージョンも存在する。
【最優秀ラップ/ソング・コラボレーション】
「ロイヤルティ」/ケンドリック・ラマー feat. リアーナ
まさに夢のコラボと言っても過言ではないケンドリックとリアーナのコラボ曲が、見事受賞。この2人のコラボとあって、クールなセクシーさが漂うMVは必見。
【最優秀トラディショナルR&Bパフォーマンス】
「レッドボーン」/チャイルディッシュ・ガンビーノ
グラミー賞でのパフォーマンスも大きな話題を呼び、トレンド入りしていたチャイルディッシュ・ガンビーノ。この「レッドボーン」は約半年かけて全米チャートにランクインした曲で、アップル社が新しく公開したCMにも起用されている。
【最優秀ダンス・レコーディング賞】
「トゥナイト」/LCDサウンドシステム
ここ数年、ザ・チェインスモーカーズやスクリレックス&ディプロなどの若手が受賞してきたこの部門で、今年受賞したのはダンスミュージック界でも一目置かれるLCDサウンドシステム。2011年に解散したが2015年に再始動。昨年リリースしたニューアルバム『アメリカン・ドリーム』は絶賛され、収録曲「トゥナイト」でグラミー賞に輝いた。
最優秀ロック・ソング
「ラン」/フー・ファイターズ
新メンバーが正式加入し、バンドとして心機一転となったアルバム『コンクリート・アンド・ゴールド』の収録曲「ラン」が受賞。このMVは、メンバーのデイヴ・グロールが監督を務め、メンバー全員が老人に化けて街や老人ホームで大暴れするという、ぶっ飛んだ演出となっている。