大舞台を前にインフルに感染
アメリカで1億人以上が視聴し、その日は街から人の姿が消えると言われるほど、ビッグイベントであるNFLのシーズン決勝戦「スーパーボウル」。このイベントでは、ハーフタイムショーに毎年大物アーティストが登場し、誰が出演するかはかなり前から話題になるほどで、番組中に放送される企業CMは世界一価格が高いと言われるほど。
そんなスーパーボウルには、もうひとつ目玉がある。それが国歌斉唱。ここにも有名シンガーなどが登場して、その歌声で国家を響かせる。そんな国歌斉唱で今年抜擢されたのが、人気シンガーのピンク。
現在38歳のピンクだけど、彼女は1991年に故ホイットニー・ヒューストンがスーパーボウルで国歌斉唱した時から、この時を待ち望んでいたという。そして長年の夢を叶え、スーパーボウルでの国歌斉唱を見事にこなした。
しかし実はこの日、スーパーボウルで見事に国歌斉唱したピンクは、なんとインフルエンザにかかっていた。
とはいえ、長年の夢であった大舞台でのパフォーマンスに加え、今年はピンクが大ファンを公言しているフィラデルフィア・イーグルスが決勝戦に進出。
強敵ニューイングランド・ペイトリオッツとの闘いを前に、国歌斉唱で2チームを激励できるという、またとない機会に、ピンクはインフルエンザに負けることなく見事な歌声を披露した。
ただ、ステージに上がったピンクの首にはマフラーが巻かれており、マイクの横にはウォーターボトルなどが常備されていた。その様子からも、どれだけひどい状況にあったのかが想像できる。
国歌斉唱する時も、直前までノド飴らしきものを舐めており、表情ひとつ変えずにプロフェッショナルに熱唱したピンクだけれど、やはり辛そうな様子だった。
そんなピンクの国歌斉唱で幕を開けたスーパーボウルは、ついにキックオフ。現在も熱い戦いが繰り広げられている。
(フロントロウ編集部)