卑劣なセクハラ行為を糾弾
先日、自身のSNSで人気ファッションブランド「GUESS」の共同創業者兼クリエイティブ・ディレクターのポール・マルシアーノ氏からセクハラ行為を受けたことを示唆していた、モデルのケイト・アプトンが被害にあった詳しい経緯について米Time誌のインタビューで語った。
「(2010年7月25日の)GUESSのランジェリー広告の撮影初日に、ポールから撮影後に会いたいと言われたからカメラマンのユー・ツァイと挨拶に行ったら、彼は私のもとへ近寄るなり私の胸をわし掴みにし、堪能し始めたの。実際は揉みしだくような感じだったわ。そして、私が彼のことを押しのけたら『本物かどうか確かめただけだ』と言われたの」
さらに、ケイトによると彼女の匂いを嗅ぐといった行為のほか、彼女の太ももや腕を触ったり、肩を抱いて自分の方に引き寄せようとしたり、その後もマルシアーノ氏のセクハラ行為はエンドレスに続いたそう。
挙句の果てにその場にいたカメラマンのツァイ氏に部屋から退出するよう指示を出したというが、ケイトがこっそり送ったSOSメールを見たツァイ氏は部屋に残ることにした。しかし、それでもマルシアーノ氏のセクハラ行為が収まることはなかったという。
当時を振り返って、ケイトは「コワくて震えが止まらなかった」と明かしている。
ちなみに、ケイトの主張に対して、マルシアーノ氏は公式声明文で「ケイト・アプトンと部屋で2人きりになったこともなければ、彼女の体を不適切に触ったこともありません。もちろん、GUESSのほかのモデルたちを軽視するようなを行為をおこなったこともありません」と完全否定。
ただし、同誌のインタビューに応じた当事者のツァイ氏はケイトの主張が事実であると認めている。