ダークサイド描く『くるみ割り人形』
『美女と野獣』や『ジャングル・ブック』のスタジオが贈る、ディズニーの最新映画『映画『The Nutcracker and the Four Realms/くるみ割り人形とねずみの王様』。
同作のストーリーは、亡き母親がくれたプレゼントがはいった鍵のかかった箱を開けるため鍵を探す主人公のクララが、ゴッドファーザーのドッセルマイヤーに案内されミステリアスなパラレルワールドに足を踏み入れていく。
クララはそこで、兵士や、ねずみ、女王らと出会い、花の王国、雪の王国、お菓子の王国の3つの王国を旅しながら、マザー・ジンジャーが支配する4つ目の王国を目指し、鍵を取り戻していくというストーリー。
バレエの名作である『くるみ割り人形』のおかげで華やかイメージが強い作品だけれど、同作では、物語に隠されたダークサイドが描かれる。
豪華キャストが出演
そんな作品で主人公クララ役を演じるのは、子役時代に大ヒット映画『トワイライト』シリーズに出演した17歳の注目女優のマッケンジー・フォイ。
そして、ドッセルマイヤー役をオスカー受賞の大御所モーガン・フリーマン、マザー・ジンジャー役を大女優ヘレン・ミレンが務める。
また、金平糖の精役を『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのキーラ・ナイトレイが務め、ほかの役では『アンナ・カレーニナ』のマシュー・マクファデイン、『ローガン』のリチャード・E・グラントなどが脇を固める。
さらに、黒人女性として初めてバレエ団体ABTの主役に任命されたバレリーナ、ミスティ・コープランド、コメディアンのジャック・ホワイトホール、メキシコで絶大な人気を誇る俳優エウヘニオ・デルべスなどのユニークなキャスティングも物語に深みを与えてくれる。
そんな最新映画『映画『The Nutcracker and the Four Realms/くるみ割り人形とねずみの王様(原題)』は、全米で11月2日に公開される予定。日本公開の詳細はまだ明らかになっていない。