人気シンガー兼女優のジェニファー・ロペスが、米Harper's BAZAAR誌のインタビューで、セクハラ被害を語る「#MeToo」として自身が経験したセクハラ体験を暴露した。
ジェニファーは、他の女優が「#MeToo」のムーブメントで告白したような壮絶なセクハラ被害を受けていないと話したうえで、女優としてまだ駆け出しだった時代に、ある映画ディレクターからセクハラ発言をされたことを告白。
「あるディレクターからシャツを脱いで胸を見せろと言われたこと?あるわ。でもそれをやった?いいえ、やっていません」
「断った時、怖かった。心臓がバグバグしたし、『何を言ってしまったの?この人は私を雇ってくれるのよ!』と思っていたの。だってこれは私が初めて出演した映画の1つだったから。でも心の中では、彼の行いが正しくないとわかっていたの」
ジェニファーは、メインキャストとして初めて出演した1995年『マネー・トレイン』から、数年間で『ミ・ファミリア』、『ジャック』、『ブラッド&ワイン』、『セレナ』、『アナコンダ』などに出演していた。
そんな駆け出しの期間でも権力者のセクハラ発言に従うことなく自分を貫き通したジェニファーは、今では女優として確固たる地位を確立している。
昨今、話題のセクハラ被害を告白する「#MeToo」とセクハラ騒動に対抗するムーブメント「Time’sUp」を支援しているジェニファーは、今年初めには、プエルトリコで男女平等を訴える力強いスピーチを披露した。