「元カレがスパイだった」
ミラ・クニスとケイト・マッキノン主演の最新映画『The Spy Who Dumped Me(原題)』は、元恋人がじつはスパイだったことが判明し、ひょんなことから世界を救うことになるというスパイ映画。
ミラ演じるオードリーと、ケイト演じるモーガンは、30歳の親友同士。ある日突然、オードリーの元カレが2人の住む自宅にやってきて、2人は暗殺者たちとの銃撃戦に巻き込まれる。
これがきっかけとなり、なんとオードリーとモーガンまで命を狙われてしまう。窮地に立たされた2人は、暗殺者たちから逃げながら世界を救う計画を立てようとするのだが…。
今までなかったスパイ映画で、初めてタッグを組んだミラとケイト。その相性は抜群で、予告編でも息の合った掛け合いを観ることができる。
予告編では、カッコいいスパイ映画のような音楽の冒頭から一変、暗殺者から逃げるオードリーとモーガンが車に乗り込むが、運転が出来ずにあたふたするシーンから始まる。
「やばい!人殺しちゃった」と叫びながら逃げるシーンなど、スパイ映画らしからぬ展開に思わず笑ってしまう。
『The Spy Who Dumped Me(原題)』というタイトルも、1977年に公開された映画『007 私を愛したスパイ』の原題『The Spy Who Loved Me』をもじったもので、タイトルからしてコメディ要素たっぷり。
ミラとケイトのほかに、ジャスティン・セロー、ジリアン・アンダーソン、ハサン・ミナージュ、イヴァンナ・サクノ、サム・ヒューアンなどが脇を固める。
そんなスパイコメディ映画『The Spy Who Dumped Me(原題)』は、8月3日に全米公開。日本公開の詳細はまだ明らかになっていない。