LGBT学園ラブストーリー
新作映画『Love, Simon(原題)』は、同性愛者であることを打ち明けられずにいる主人公の高校生サイモンが、本当の自分と向き合いながら恋愛していくという学園ラブストーリー。
同作は、『きっと、星のせいじゃない。』のプロデューサー陣による作品で、恋愛小説『サイモンvs人類平等計画』が原作。
LGBT+の人びとにとって特に難しい時期と言われる思春期の苦労や、10代ならではの特有の悩みを鮮明に描き、全米で公開されるやいなや瞬く間に大ヒット。
現在全米で公開されている『ブラックパンサー』、『パシフィック・リム:アップライジング』、『トゥームレイダー ファースト・ミッション』などの大作が揃う映画ランキングで、同作は堂々のトップ10入り。
しかもランクインした映画のなかでも辛口映画レビューサイト「ロッテントマト」の評価が極めて高く、日本でも大ヒットを記録している大作『ブラックパンサー』の97%に次ぐ、91%という高い評価となっている。
セクシュアリティ(性の趣向)に関係なく、ラブストーリーはみんなのためにあるということや、社会が決めた「普通」にフィットできずに悩む人びとに捧げる力強いメッセージは、誰もが勇気をもらえる。
注目の若手俳優陣がこぞって登場することでも話題の同作。主人公のサイモン役には『ジュラシック・ワールド』のニック・ロビンソンが、サイモンの友人リア役に『13の理由』のキャサリン・ラングフォードが抜擢された。
ほかにも『ザ・フラッシュ』のキーナン・ロンズデールや、『13の理由』マイルズ・ハイザーなども登場。
さらにサイモンの両親役をジェニファー・ガーナーと、ジョシュ・デュアメルが務めるなど、名俳優が脇を固める。
大好評のLGBT+学園ラブストーリー『Love, Simon(原題)』。日本公開の詳細はまだ明らかになっていない。