マーベル・スタジオが手掛ける映画『アベンジャーズ』シリーズは、世界中に熱狂的なファンを持つ大人気作品。マーベル作品のヒーローたちが集結する、ファンにとってはたまらない豪華なこのシリーズは、4月27日に第3作目となる『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が公開される。
同作の公開を今か今かと楽しみにしているあるファンが、有名な芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」をパロディし、長いテーブルにマーベルのヒーローたちが座ったり、周りを囲んだりしているファンアートを製作。
そのクオリティがあまりにも高すぎると話題になっている。そのファンアートとはこちら。
「最後の晩餐」でイエス・キリストが座る中央の場所には、アイアンマンが。その周りをブラック・ウィドウやスパイダーマン、キャプテン・アメリカ、ブラックパンサーなどが囲んでいる。
よ~く見てみると気付く点が…
このファンアートは事細かに見ていくと、キャラクターたちがそれぞれの個性を活かした登場の仕方をしている。左側で何やら大きなボトルでお酒を飲んでいるのは、『マイティソー バトルロイヤル』に出てくる酒飲みのヴァルキリー。
さらに、右側の壁に貼ってある「TEAMWORK」と書かれたポスターの中央には「save a seat」と書かれたメモが、ホークアイの放った矢で止められている。その矢の先を見てみると…、なんとアントマンとワスプの姿が!
そして、中央後ろには多くのマーベル作品にカメオ出演している、マーベル原作者のスタン・リーの姿も!
見れば見るほど面白いこのファンアートのタイトルは、「The Last Shawarma(最後のシャワルマ)」。このタイトルの由来は、2012年に公開された『アベンジャーズ』シリーズ1作目の『アベンジャーズ』のエンドクレジットの後に流れたおまけのシーンに関係している。
敵との戦いの後に、アベンジャーズメンバーで気まずそうに黙って、ひたすらケバブのようなシャワルマという食べ物を食べるというシーンから、この名前がつけられた。
このように、アベンジャーズファンなら誰もが楽しめる、細部までファンの愛が伝わってくるファンアート。時間をかけてじっくり見てみて。