米ディズニーの公式ツイッターが笑いごとではすまされない「ブラックジョーク」を投稿し、「ご乱心か?」と人々をやきもきさせている。
メンタルヘルスを軽んじてると批判
先日、米ディズニーの公式ツイッターアカウントが、ディズニー映画『ピノキオ』の主題歌「星に願いを」に出てくる歌詞の一節「あなたが誰であろうと関係ない」という言葉とともに、ピノキオのミーム(※)を投稿。
※「ミーム(meme)」はネット上で拡散するアイディアや行動のこと。フォロワーの間で拡散しやすい、面白コメント付きの写真をアップする時にこのハッシュタグを使う人が多い。
今回、物議を醸しているのはそこに書かれていた「誰かに褒められたけど、あなたの心は死んでいる」という一文。そのなかの「心が死んでいる(dead inside)」という言葉が、鬱(うつ)といった精神的な病を抱える人たちに対して不適切な表現であるとの指摘が殺到してしまったのだ。
ちなみに、問題の投稿はすでに削除されており現在は見ることができないほか、今回の件についてディズニーは一切コメントしていないため、上記の投稿をするにいたった経緯もわかっていない。
すべての人たちに夢を与えることをモットーにしているはずのディズニーが、突然投稿して突然削除した笑えないブラックジョークに多くの人たちが首をかしげている。