毎日コーヒーが欠かせないという人は多いはず。たくさんの水分をとることは、美肌効果だけでなく、代謝アップやむくみ解消につながってダイエット効果があると言われており、ビヨンセやミランダ・カー、モデルのカーリー・クロス、女優のジェニファー・アニストンなど数えきれないほど多くのセレブが、毎日大量の水を飲むのを大事な日課にしている。
しかし、コーヒーに含まれるカフェインには利尿作用があるため、水分としてカウントしてはいけない、とよく聞くけれど実際はどうなの?
水分補給としては△、でもダイエットには◎
アメリカの栄養士コートニー・シェフマンは米メディアPOPSUGARに、水を十分に飲まずにコーヒーだけ飲むと、かえって体内の水分を失う可能性があるとコメント。ただし、1日に1.5リットル~2リットルの水を飲んでいる人ならば、コーヒーを水分としてカウントしてもOKだという。
ダイエット効果はと言うと、コーヒーには便秘を解消する働きや、太りにくい体質を作るための肝機能の向上といった働きがあるので、ダイエットのためにコーヒーを飲むのはオススメしている。
また、心臓専門医のルツィア・ぺトレは、「コーヒー(に含まれるカフェイン)には利尿作用があるので、水分補給には適していないわ」とコメント。
ただ、人の体はカフェインへの耐性がすぐにできるため、日常的に飲むことで、水分補給の働きもある程度は見込めるようになるという。それでもルツィアは、コーヒーだけで水分補給することはオススメしないそう。
とは言え、コーヒーに含まれるカフェインには、脂肪燃焼の働きもあると言われており、水と併用しながら賢く飲むことで、健康やダイエットの効果を発揮するという。
カフェインはとりすぎると体によくないこともあるため、1日の摂取量はカフェイン400mg(コーヒーはカップ3、4杯)以内に抑えて、コーヒーのダイエット効果を最大限に発揮するためには、砂糖やミルクを入れずブラックコーヒーで飲むことがカギになるそう。
正しく飲めば、ダイエットにも効果を発揮してくれるコーヒー。毎日飲む習慣がある人は、1日の水分量やコーヒーの飲み方を見直してみて。