ディズニーランドと大谷翔平選手が所属していることで知られる、MLBのロサンゼルス・エンゼルスとのつながりとは一体!?

球場にかつての“名残り”

 期待を上回る大活躍で連日のように日米のファンを沸かせている大谷翔平選手が所属する、メジャーリーグベースボール(MLB)の球団ロサンゼルス・エンゼルスと、“夢の国”として世界中の人たちから愛されるディズニーランドにはある「つながり」がある。

 すでにご存知の人もいると思うが、実は1997年から2005年までの約8年間にわたって、ディズニーがエンゼルスの経営に携わっていた過去が。2002年に同球団が初めてワールドシリーズを制覇した際には、エンゼルスの球場から車で約5分の距離にある米カリフォルニア州・アナハイムにあるディズニーランドで祝賀パレードが行われた。

画像: ミッキーマウスといったディズニーの人気キャラクターと一緒にパーク内をパレードをする、当時エンゼルスに所属していた選手たち。

ミッキーマウスといったディズニーの人気キャラクターと一緒にパーク内をパレードをする、当時エンゼルスに所属していた選手たち。

 現在、ディズにーは経営から撤退しているが、エンゼルスの本拠地である「エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム」には今でもその“名残り”が。それが球場の一角にあるこの岩山。

画像1: 球場にかつての“名残り”

 4月に大谷選手がホームランを打った際にもこの岩山が映像にばっちりと映っていた。

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 でもこれを見て「なぜここに岩山が?」と疑問に感じた人も多いのではないだろうか。それになんとく見覚えがあるような...。どことなく、日本のディズニーランドにもある人気アトラクション「ビッグサンダー・マウンテン」の岩山と形状が似ている。

画像2: 球場にかつての“名残り”

それもそのはず。この岩山が設置された区画だけディズニーのデザイナーが設計を担当していたのだ。スタジアムの整備に携わった建築士が米Sports Illustrated誌に語ったところによると、「当時ディズニーが経営に携わっていたことに配慮して、『ここの区画だけ好きなようにしてください』とディズニーに任せた結果、あのようなスゴイものが出来上がった」とのこと。

現地のファンから、ビッグサンダー・マウンテンのほかにディズニー映画『ライオン・キング』のようだとも言われ、親しまれている岩山。今後、エンゼルスの本拠地で試合をする大谷選手の映像を見る際には、ぜひこの岩山にも注目してみてはいかが?

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