LGBT+支援が盛り上がる
現在、日本最大級のLGBT+関連イベント「東京レインボープライド2018」が開催中。さらに6月には、プライド月間として関連イベントが世界各地で行われ、ますます盛り上がりを見せるLGBT+コミュニティ。
LGBT+コミュニティへのサポートを表明している企業やブランドは多く、LGBT+に関連した限定コレクションやキャンペーンなどが行われている。
そんななかでも、日本でも積極的に取り組みを続けているLGBT+フレンドリーな海外の企業やブランドをピックアップ。
Levi’s(リーバイス)
Levi’sのLGBT+コミュニティへの支援は、1980年代のHIV/AIDSの支援に始まり、LGBT+へのサポートや人権保護への取り組みの歴史は長い。「偏見に打ち勝て」というメッセージのもと、これまでにも多くのLGBT+コミュニティへのサポートを表したプライドコレクションを日本でも展開している。
LUSH(ラッシュ)
「愛」をベースにシーズンごとにLGBT+コミュニティへのサポートを示す取り組みをしているラッシュ。売り上げのほぼ全額がLGBT関連の人権保護団体に寄付される、限定アイテムで支援の輪を広げている。
GAP(ギャップ)
世界的にもLGBT+フレンドリーなブランドとして知られ、日本におけるLGBT+へのサポートをいち早く始めたブランドの1つであるGAP。
毎年、プライド月間や東京レインボープライドの時期になると、関連アイテムを販売し、LGBT+を支援している。
Ben & Jerry’s (ベン&ジェリーズ)
アメリカ発のアイスクリームショップであるベン&ジェリーズは、「結婚をフェアに」というスローガンのもと、同性婚などの人権問題に関わってきた。日本でも平等な結婚を実現するために活動を行っている。
Apple(アップル)
CEOのティム・クックは同性愛者であることを公表しており、世界的大企業のCEOという発言力を活かし、LGBT+コミュニティをサポートする意見を積極的に述べている。とくに近年になって認知されるようになったクィアのコミュニティへの支援は長く、従業員への平等なサポートは世界トップレベル。
Netflix(ネットフリックス)
LGBT+のキャラクターをメインに起用したオリジナル作品を数多く制作していることでも知られる有料動画配信サービスのNetflix。
『オレンジ・イズ・ザ・ニュー・ブラック』や『ハウス・オブ・カード 野望の階段』をはじめとするLGBT+に関連するオリジナル作品は、エミー賞を獲得するなど世界的に高く評価されている。
Nike(ナイキ)
2012年から欧米諸国を中心に毎年展開している「Be True」は、LGBT+コミュニティをサポートするためのコレクション。日本では2017年に初めて販売され、すぐに完売する大人気となった。
上記のほかにも現在開催中の東京レインボープライド2018では、Google、資生堂、JT、プレイステーション、ドン・キホーテ、ソフトバンク、セブンイレブンなど、過去最高の213の国内外の企業・団体が協賛。
ほかにもユニリーバ、サントリー、ビームスなど、日常生活にある多くの企業やブランドがLGBT+コミュニティを支援している。