アメリカの秘密結社、白人至上主義団体のクー・クラックス・クラン(通称KKK)に潜入捜査した黒人とユダヤ人の警察官の実話を映画化した『BLACKkKLANSMAN』が、カンヌ国際映画祭で上映。
1970年代のKKKの実態を映し出したというだけに、カンヌ映画祭で公開されると大きな話題を呼んでいる。そんななか、その予告編が公開された。
同作は、米コロラド州コロラドスプリングスで初の黒人刑事となったロン・ストールワースと、ユダヤ人刑事のフリップ・ジマーマンが、白人至上主義者を装ってKKKに潜入した実話を描く作品。
ロンが2014年に出版した同名の回顧録を基にしたこの作品。主演ストールワース役はデンゼル・ワシントンの息子で俳優のジョン・デビッド・ワシントンが、フリップ役はアダム・ドライバーが熱演。
ほかにも『スパイダーマン3』のトファー・グレイス、『スパイダーマン:ホームカミング』のローラ・ハリアーなどが脇を固める。
メガホンを撮ったのは、スパイク・リー監督。さらにアカデミー賞で脚本賞を受賞したホラー映画『ゲット・アウト』のジョーダン・ピール監督がプロデューサーを務めるだけに、さらなる期待が寄せられている。
そんな実話に基づいた映画『BlacKkKlansman』は、8月10日に全米公開予定。日本公開の詳細はまだ明らかになっていない。