『真夜中のパーティー(原題:The Boys in the Band)』は、1968年に初演された舞台劇。
ニューヨークのアパートの一室に集まってパーティーをしていた同性愛者の男性たちが、愛しているまたは愛していた相手に電話してその気持ちを伝えるゲームを始めたことから、それぞれの過去や本音が明らかになっていくというストーリー。
1970年には映画化され、こちらは、ハリウッドで最初にLGBT+のキャラクターを主人公にした映画のひとつとなり、LGBT+の歴史において重要な役割を果たした。
豪華LGBT俳優で2018年度版が開演
そんな『真夜中のパーティー』が初演から50周年を迎える今年、LGBT+であることをオープンにしている9人の俳優たちが集まり、作品がリバイバルされる。
出演キャスト
<上段左から右>
ジム・パーソンズ(ドラマ『ビッグ・バン・セオリー』)
ザッカリー・クイント(ドラマ『HEROES』)
マット・ボマー(ドラマ『ホワイトカラー』)
アンドルー・レイノルズ(ドラマ『ガールズ/GIRLS』)
<下段左から右>
チャーリー・カーバ―(ドラマ『デスパレートな妻たち』)
ロビン・デ・ジーザス(ミュージカル『ウィキッド』)
ブライアン・ハッチソン(ミュージカル『マン&ボーイ』)
マイケル・ベンジャミン・ワシントン(ドラマ『アンブレイカブル・キミー・シュミット』)
タック・ワトキンス(ドラマ『デスパレートな妻たち』)
出演者のマットは50年経った今、本作をリバイバルすることの重要性について、「この50年でどれだけ(LGBT+の権利が)進歩を遂げたかを振り返るという意味で、とても重要なことだ」と、トーク番組『トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン』で説明した。
プロデューサーはドラマ『グリー/glee』のプロデューサーであるライアン・マーフィーが、ディレクションはブロードウェイ版『ウィキッド』のディレクションを担当したジョー・マンテロが務める。
2018年度版『真夜中のパーティー』は、5月31日から8月11日のスケジュールで、ついにブロードウェイでの公演をスタートさせる。
※当記事はプロデューサー名に誤りがあったため訂正しました