物議を醸すプッシャ・Tのアルバム
ラッパーのプッシャ・Tのニューアルバム『DAYTONA』に収録されている楽曲「Infrared」が原因で、ドレイクとプッシャ・Tのバトルに拍車がかかるなか、このアルバムが別の事柄でも物議を醸している。
同アルバムは、カニエ・ウェストの全面プロデュースのもとリリースされたもので、カニエの要望により、カバーアートに故ホイットニー・ヒューストン宅の「薬物まみれ」の写真が使用された。
カニエが約900万円を支払って、ライセンスを獲得した写真がカバーアートに使われたことについて、ホイットニーの元夫ボビー・ブラウンが不快感を示すコメントを残した。
米Rolling Stone誌のインタビューで、ボビーは「カニエがそんなことをするなんて本当に不快」と不満をあらわにし、「センスが悪い。カニエはどうにかなった方がいい。彼はクレイジーだ。今の彼は一線を超えている。誰かカニエをひっぱたくか何かした方がいい。僕がその役目を買って出るよ」と、問題発言や、奇行に走る最近のカニエの言動に喝を入れた。
ホイットニーの写真がカバーアートに使われたことについては、29日にホイットニーの財団も「カニエの決断には非常に失望しました」と、声明文を発表した。
(フロントロウ編集部)