100人中、女性アスリートの数は…
つい先日、米Forbes誌が毎年恒例の“世界で最も稼ぐスポーツ選手ランキング”を発表。ボクシングの元世界王者フロイド・メイウェザーが2年ぶりにトップに返り咲き、2位と3位はともにサッカー選手のリオネル・メッシとクリティアーノ・ロナウドが名を連ねた。
今回のランキングは11種の競技で活躍するスポーツ選手を対象につくられており、NBAからはなんと40名もの選手がランクイン。その一方で、今回のランキングから完全に外れてしまった人たちがいる。それは女性。
2018年度版の長者番付で名前が上がったスポーツ選手100人中、女性選手の数は0(ゼロ)。
長者番付の常連だったテニス選手のセリーナ・ウィリアムズが、妊娠&出産でしばらく休業していた影響でランク外になったことも大きいが、実はこれまでで最も多く女性選手が長者番付入りした年でもその数はたった3人。つまり、もともと長者番付入りするほど稼ぐ女性選手はひと握りしかいない=男性選手と女性選手の給料に大きな開きがあるということになる。
今回発表されたランキングによって改めて浮彫りになった、スポーツ界の男女格差。近年、エンタメ界で俳優と女優に支払う給料を平等にしようとする動きが活発化しているが、この結果を見たファンからはスポーツ界でも同じような取組み行うよう求める声が多く上がっていた。