ハイキングで歩くのに疲れた犬のために、救助隊が出動する事態に。
アメリカのコロラドで、飼い主と一緒にハイキングを楽しんでいた5歳になるグレート・ピレニーズのカトーという犬。しかし途中で歩くことに疲れたのか、急に動かなくなってしまったという。そこで飼い主は近くの救助隊に電話。すると大勢の救助隊のスタッフがカトーのために駆け付け、ハイキングコースの出口までストレッチャーで運んでくれた。
この時使ったストレッチャーは、人間が怪我をして歩けなくなった時などにも使っているもので、今回もカトーを助けるために、人間の時と同様のプロセスで救助作業が行われたという。
救助隊のスタッフは、「彼は脱水症状になっていました。私たちが駆けつけた時、『ああやっと来てくれた!』という顔をしていましたよ」と、当時のカトーの様子について話した。
まるで人間たちを従えて、王様のような貫録で出口に登場したカトーの写真はネットで拡散され、「この光景はシュールすぎる」「カトーが無事でよかった」と大きな話題となっている。(フロントロウ編集部)