あの動物のマネ?
ロシアで開催中のワールドカップ2018年大会に母国ポルトガル代表として出場しているクリスティアーノ・ロナウド(33)。
日本時間の15日に行われたグループリーグ初戦となったスペイン戦でハットトリックを決め、圧倒的なスター性を見せつけた彼が、先制点となった前半戦開始4分でのPKゴール後にあるパフォーマンスを披露。この意味をめぐり、海外のサッカーファンたちが興奮している。
クリスティアーノが見せたのは、アゴを突き出し、手で「クイクイ」と撫でるポーズ。
Ronaldo trying tell Messi who's the goat with that celebration? #FifaWorldCup2018 #Ronaldo #CR7 #Messi #GOAT #WorldCup pic.twitter.com/4aoamyCPFO
— Varun S Gowda (@ImVarun_Gowda) 2018年6月16日
一体これにはどんな意味があるのだろうと、さまざまな憶測が飛び交ったが、最も有力なのは、この「アゴを撫でる」という仕草があごひげが特徴的な「ヤギ」を象徴しているのではないかという説。
「ヤギ」は英語で「GOAT」だが、最近、海外の若者たちの間で使われているスラングには「G.O.A.T(Greatest Of All Time)」というものがあり、これは日本語に訳すと「史上最高」という意味となる。多くのSNSユーザーたちは、「クリスティアーノはこのジェスチャーを通じて、自分こそが史上最高だ」とメッセージを放ったのではないかと推測している。
一方で、これは、米フォーブス誌が発表した今年の「最も稼ぐスポーツ選手」ランキングでクリスティアーノを抜いて2位に躍り出たアルゼンチン代表のリオネル・メッシに対する対抗心を露わにしたのではないかという説も。
メッシはスポーツブランド、アディダス(adidas)のキャンペーンにヤギと一緒に出演しており、クリスティアーノはヤギのあごひげを模すことで、メッシに何らかのメッセージを送ったのではないかという見方もある。
クリスティアーノがこの日、この仕草を見せたのは、3得点のうち初回ゴール後のみだったが、今後もW杯期間中に彼の「アゴ撫で」ポーズを見ることはできるのだろうか? (フロントロウ編集部)