大人の三角関係を描いたラブ・コメディ映画『ジュリエット・ネイキッド』。その予告編が公開された。
主人公のアニーには、15年間交際し同棲もしていて夫婦同然のパートナー、ダンカンがいる。じつは彼は、昔ほんの少しだけヒットしたロックスター、タッカーの大ファン。部屋の壁も彼のポスターでいっぱい。
あまりにもタッカーに熱中するダンカンと、それを理解できないアニーの間に、どんどん溝ができてしまい、いくつもの対立の結果、二人は別れることに。
そんな時、タッカーが数年ぶりとなる、新しいアルバムのデモテープを公開。アニーは試しに聞いてみるが、ダンカンのせいで飽き飽きしているアニーは、最大限ネガティブなレビューを書く。
しかし、それをタッカーが実際に目にすることになり、アニーの厳しいレビューをなぜか気に入り、連絡を取る。その後もメールを送りあい、ついにタッカーは、実際に会ってみないか、とアニーを誘い、会うことに。
まさかとは思いながらも、いつの間にかどんどん仲良くなる二人。そして、熱狂的に憧れている人とパートナーが良い感じという状況に、もちろんダンカンは黙っていられるはずがない。この三角関係の行方は一体…?
今はすたれてしまったロックスターのタッカー役を演じるのは、『ガタカ』のイーサン・ホーク。アニー役はローズ・バーン、そしてそのパートナーのダンカン役をクリス・オダウドが演じる。
アニーの「長く付き合っているけど、本当は愛していないのかもしれない」というミドルエイジ特有の悩みや、タッカーの「もう一度だけ栄光を取り戻したい」と過去の栄光を懐かしむ姿に、共感できる人も多いかも。
映画『ジュリエット・ネイキッド』は8月17日全米公開。日本公開は未定。
(フロントロウ編集部)