アメリカの現代家族を描いたコメディ
5位:『モダン・ファミリー』
超個性的なアメリカの家族を、面白おかしく軽快なテンポで描いたハートフルなコメディドラマ。母の権力が強い一家、アジア人の女の子を養子に取ったゲイカップル、コロンビア出身の強烈美人妻とその年上夫という、現代の家族(モダン・ファミリー)のハチャメチャな掛け合いが最高に面白い。喧嘩もするけど、やっぱり家族が一番と思わせてくれる今作は、エミー賞でコメディ部門の作品賞を5年連続獲得するほどの人気を誇っている。
8年連続年間全米ドラマ視聴率第1位!
4位:『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』
すでにアメリカでシーズン16の放送が決定しているロングランヒットご長寿番組の今作は、米海軍についての事件を解決する海軍犯罪捜査局(NCIS)の活躍を描いた犯罪捜査ドラマ。ただの犯罪捜査だけを描いたドラマではなく、緊張感ある展開やアクション、個性あふれるキャラクター、そして抜群のチームワークも見どころとなっている。基本的に1話完結のため、どこから見ても分かりやすいのも嬉しい。
1話につき製作費は6億円!
3位:『ゲーム・オブ・スローンズ』
世界中に熱狂的なファンを持ち、海外セレブもドハマりしている『ゲーム・オブ・スローンズ』は、9つの名家が絶対的な力を持つ王座を巡って争いを繰り広げるスペクタクルSFドラマ。名家同士のバトル、心理戦、さまざまな戦略や交渉、そして1話1話が映画のようなスケールで描かれる迫力も魅力。ファンの期待を裏切り続けるストーリー展開も見どころ。
ドラマ史上最高に面白い心理戦
2位:『HOMELAND/ホームランド』
CIAを舞台にアメリカの対テロ対策の舞台裏を描いた社会派ドラマ『HOMELAND/ホームランド』。オバマ元米大統領もハマっている今作は、思わずのめり込んでしまう手に汗握る展開、人間ドラマ、そして恋愛模様などさまざまな要素も含まれている。「本当にこんなこと起こってるの?」と思うほどアメリカの情勢をリアルに描き、エミー賞でもほとんどの部門でノミネートされたほどの人気ぶり。
ただのゾンビドラマじゃないんです!!!!
1位:『ウォーキング・デッド』
堂々の1位は、ゾンビがはびこる世界での人間たちのサバイバルを描いた『ウォーキング・デッド』。シリーズを通して最高視聴率を叩き出し続けるこのドラマ、ただのゾンビドラマだと思ったら大間違い。いつゾンビが襲ってくるか分からないハラハラ感だけじゃなく、愛や葛藤、そして生き抜いていくための究極の選択などを描いたヒューマンドラマとなっている。
とはいっても、どんなところがただのゾンビドラマとは違うのか? そこで、ゾンビとのサバイバル劇よりももっと深く切り込んで『ウォーキング・ドラマ』の見どころをご紹介。
生か死か!自分ならどうなる?
見どころ1:極限で露わになる人間の本性
廃墟と化した世の中では、人間の本性や価値観、弱さ、時には強さが露わになっていく。心優しい者、愛する人のためなら犠牲を払う者、逆に自分が生き残るためなら他者を犠牲にする者、そして理性を失う者。そのなかで登場人物たちは、何度も究極の選択を迫られる。思わず「もしも自分だったら?」と自問自答してしまう。
気づいたら感情移入しまくり
見どころ2:魅力的なキャラクター
『ウォーキング・デッド』で描かれるキャラクターは、1人1人が魅力的。そして誰もが何かしら問題を抱えながらもがく姿に、見る者は自分を重ね、気づいたら感情移入して愛着が湧いてくる。また、彼らがシーズン1からどんどんたくましく、強く成長していく姿は胸の奥に熱く刻まれる。そんなキャラクターたちが死の危険と直面するストーリー展開は、見ている方も緊張感たっぷり。
悪役さえも視聴者を魅了する
『ウォーキング・デッド』では、ゾンビVS人間だけでなく、人間VS人間の様子も多く描かれる。そこで重要になってくるのは悪役の存在。シーズン1~シーズン8にかけて何人かの手ごわい悪役が登場するけれど、とくに熱狂的な人気を集めるのがシーズン6から登場するニーガン。
世の中の悪をぎゅっと詰め込んだような、血も涙もないニーガンだけれど、そのカリスマ性とどこか哀しみを抱えているようなオーラに夢中になる人が続出。そんな極悪非道なニーガンが時折見せる情けや人間らしさも大きな見どころとなっている。
家族・友情・恋愛など
見どころ3:濃厚な人間関係
『ウォーキング・デッド』を語るには、そんな魅力的なキャラクターたちが織りなす濃厚な人間関係もハズせない。最初は他人だった者同士が、共に命をかけて危険をくぐり抜けていくうちに絆が生まれ、友となり、恋人となり、家族にまでなっていく。しかしそのなかで、助け合った大切な人を失くし傷を負う様子には心揺さぶられる。
『ウォーキング・デッド』ってこんなにすごい!
2010年に始まった『ウォーキング・デッド』は、放送開始から異例の高視聴率を叩き出し、アメリカのケーブルテレビ史上最高視聴率を記録し続けている、まさにアメリカでNo.1と言っても過言ではない大人気ドラマ。あまりにドラマにのめり込むファンがいるため、出演者が殺人予告を受け取るなど、社会現象にもなっている。
フロントロウ編集部がコミコンでキャストに取材!
そんなカルト的人気を誇る『ウォーキング・デッド』のキャストが、今週末にかけてサンディエゴで開催されるコミコンにやって来る! フロントロウ編集部は現地でキャストたちに取材を行う予定なので、シーズン9のことや撮影の裏話などの話も聞けるかも? 続報をお楽しみに!
『ウォーキング・デッド』の最新シーズンとなるシーズン9は、今年の秋にFOXチャンネルで日本最速放送が決定している。それまでにシーズン8までのストーリーを知りたい人は、FOXのHPにそれぞれのシーズンをまとめた動画や、解説、キャストのインタビューなどが載っているのでそちらをチェック。(フロントロウ編集部)