故ポール・ウォーカーの軌跡をたどる
全米で8月11日にテレビ放送されるドキュメンタリー番組『I am Paul Walker(アイ・アム・ポール・ウォーカー)』を前に、予告編となる映像が公開された。
世界中で大ヒットを記録している『ワイルド・スピード』シリーズなどで知られる人気俳優の故ポール・ウォーカーの人生を振り返るドキュメンタリー作品では、今まで公開されてこなかった秘蔵映像などが映される。
人気絶頂の最中、2013年に交通事故により命を落としたポール。『ワイルド・スピード』で主人公のブライアン・オコナーを演じ人気を確かなものにしたポールは、プライベートでも映画のキャラクターと同じく、映画で登場した日産のスカイラインGT-Rなどのレアカーなどを所有するほど、大の自動車好きとして知られていた。
車好きのポールが交通事故で命を落とすという悲劇に、ファンだけでなく共演者をはじめとした多くのセレブが悲しんだ。
ポールの早すぎる死から5年、このドキュメンタリーで彼のレガシーが受け継がれる。
13歳のポールが映る秘蔵映像から始まるこのドキュメンタリー作品の予告編では、2017年に公開された『ワイルド・スピードSKYMISSION』でポールの代役を務めた弟コディ・ウォーカーが「ポールは子供の時からビッグだった」と語るシーンや、妹のアシュリー・ウォーカーが「彼はスピードを出すのが好きだった」と語るシーン、『ワイルド・スピード』で監督を務めたロブ・コーエンが「映画ではポールの魅力はまったく表現しきれなかった」と語るシーンなどが映し出され、良き兄として、偉大な俳優としてのポールの人生を振り返った。
ポールの親族や幼少期の友人、映画監督、俳優などがポールの軌跡をたどるドキュメンタリー『I am Paul Walker(アイ・アム・ポール・ウォーカー)』は、全米で8月11日にテレビ放送される。(フロントロウ編集部)