アジア系男女の恋愛模様を描いた異色のハリウッド映画『クレイジー・リッチ!』で、主要キャストにアジア系俳優・女優を起用することができたのは原作者が見せた「男気」があってこそだった!?

原作の使用料を“叩き売り”

 アジア系俳優が主要キャストを演じる異色のハリウッド映画『クレイジー・リッチ!』が、ここまでアジア色の強い映画となった背景には、原作本『クレイジー・リッチ・アジアンズ(Crazy Rich Asians)』の作者ケビン・クワンの働きかけがあったからだった。

画像: 映画『クレイジー・リッチ!』予告【HD】2018年9月28日(金)公開 www.youtube.com

映画『クレイジー・リッチ!』予告【HD】2018年9月28日(金)公開

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映画『クレイジー・リッチ!』
ニューヨークで働く主人公のレイチェルは、「家族を紹介したい」という恋人ニックに連れられて彼の故郷シンガポールへ。そこで、初めて彼がアジア屈指の不動産王の御曹司であるという事実を知らされる…。慣れないセレブの世界に厳格なニックの母親、嫉妬の狂う彼の元カノなど、立ちはだかる試練の数々を乗り越え、レイチェルは幸せをつかむことができるのか!?

 米Hollywood Reporterにケビンが語った話では、映画化するにあたり金銭面で魅力的なオファーがいくつもあったが、どれもホワイトウォッシング(※)を条件にしたものばかりで、なかには原作でアジア系の主人公に白人の女優を起用することを要求するものもあったとか。
 ※白人以外の役柄に白人俳優が配役されること。

 しかし、そのことに耐えられなかったケビンは、利益よりも、原作に忠実な内容とキャストが配役されることを映画化の第一条件にすることを決意。その結果として、自分が映画の構想とキャスティングに全面的に携わることを条件に、高額なギャラを蹴り、自身に支払われる額をたったの「1ドル(約110円)」に設定したという。

画像: 原作の使用料を“叩き売り”

 そんなケビンの思いが実り、本作では主人公のレイチェルを台湾系アメリカ人女優のコンスタンス・ウー、恋人のニックをマレーシア系イギリス人俳優のヘンリー・ゴールディングが演じているほか、脇を固めるキャストにもアジア系の俳優が顔をそろえている。

 映画『クレイジー・リッチ!』は9月28日より公開。(フロントロウ編集部)

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