20年ぶりにジムがドラマ出演
コメディ映画のアイコン、人気俳優のジム・キャリーがなんと20年以上ぶりにテレビにカムバック。
ジムがドラマシリーズに主演するのは、ブルーノ・マーズがカーディ・Bとコラボしたヒット曲「フィネス」のリミックス・バージョンのMVでオマージュされたことでも記憶に新しい、1990年から1994年まで放送されていたコメディ番組『イン・リヴィング・カラー』でのレギュラー出演以来、約20年ぶり。
そんなジムが出演する新作ドラマ『Kidding(原題)』は、子供たちの“お手本”として教育番組で「良い人」を演じ続ける主人公のミスター・ピクルス(ジェフ・ピクルス)に襲い掛かった悲劇をきっかけに、人生の歯車が一気に狂い始めていくというストーリー。
子供たちに希望を与える「良い人」を演じる一方で、厳しい現実に直面しもがき苦しむミスター・ピクルスをジムが熱演する。
最愛の人を亡くしてしまい性格が歪んでいくのに、「良い人」を演じ続けなければいけない。そんな複雑な心情の狭間で怒りが時限爆弾のように募っていく。
誰もが感じたことのあるような、人生に行き詰ったと感じる時の感情の起伏を、どんなキャラクターでも入り込むことで知られるジムが、さすがの演技力で見事に演じる。
ジムのほかに、『フロスト×ニクソン』フランク・ランジェラ、『ゲット・アウト』のキャサリン・キーナー、『アントマン』のジュディ・グリアなどの実力派俳優たちが脇を固める。(フロントロウ編集部)