10年前の作品をもう一度見た感想は?
甘酸っぱい大人の恋愛映画として絶大な人気を誇る映画『(500日)のサマー』で、ズーイー・デジャネル演じた魅力的な女性サマーに振り回される主人公トムを演じたジョセフ・ゴードン・レヴィット。
10年前に公開された作品にもかかわらず、今でも2人の関係と映画の結末については様々な恋愛観を持つ人々からの意見が飛び交っている。
そんななか、あるツイッターユーザーがこんなツイートを投稿。
「まだズーイ・デジャネルがジョセフ・ゴードン・レヴィットにしたことが許せない」
映画でジョセフが演じたトムと言えば、ズーイー演じるサマーにひたすら振り回されるシーンが多々登場する。そんなジョセフに同情したユーザーのツイートに、なんとジョセフ本人が反応し、自分のキャラクターになんともキツーイひと言を放った。
「もう一度見てよ。ほとんどトムのせいだから。彼はプロジェクティング(※)だ。聞く耳を持たないし、ワガママだし。最後に成長してくれてよかったよ」
※プロジェクティング(Projecting):自分の悪い部分を相手がそうであるように見せたり、自分のネガティブな感情を相手に押しつけて自分を哀れに見せること。恋愛でよく使われるスラング。
トムに同情して彼の味方になったユーザーに対して、なんとジョセフが自分の役を痛烈批判し、サマーの味方になった。
意見が真っ二つに分かれたこの映画については、実際に「サマーがトムを振り回している」と思う人と、「じつはトムがサマーを振り回している」と思う人がいる。(フロントロウ編集部)