8月24日公開の映画『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』で、ドナの若かりし頃を演じる女優のリリー・ジェームズが現在の「名字」に変更した理由が“家族愛”にあふれている。
父の死後に改名
大ヒットミュージカル映画『マンマ・ミーア!』の続編となる映画『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』で、新たにキャストに加わったリリー・ジェームズが名字を変えた理由が、母娘の愛しい関係を描いた本作も顔負けの“家族愛”にあふれていると話題になっている。
じつはリリーの本名は「リリー・ジェームズ」ではなく「リリー・トンプソン」。しかし、女優として活動を始めた頃に同じ名前の女優がすでにいることを知り、亡き父を偲んで彼の名前である「ジェームズ」を名字として使用することにした。
ドラマ『ダウントン・アビー』への出演をきっかけに注目を浴びるようになり、2015年公開の映画『シンデレラ』で見事ヒロインのシンデレラ役を勝ち取って、一躍人気女優の仲間入りを果たしたリリー。
リリーがまだ18歳の時に亡くなった父ジェームズは、彼女の女優としての目覚ましい活躍ぶりを見ることなくこの世を去ったが、父の名前を姓として名乗るほど彼のことを思うリリーの気持ちは、きっと天国にいる父親のもとにも届いていることだろう。(フロントロウ編集部)