3児の母でもある歌姫ビヨンセが、子供たちの輝かしい未来を願って日々伝え続けていることとは?

「女性の活躍」に強い思い

 夫でラッパーのジェイ・Zとのあいだに3人の子供がいるビヨンセが、米Vogueのインタビューで娘のブルー・アイヴィーちゃんとルミちゃんへの“特別な思い”を口にした。

画像: 左からジェイ・Z、ブルー・アイヴィーちゃん、ビヨンセ。

左からジェイ・Z、ブルー・アイヴィーちゃん、ビヨンセ。

 「母は私に自分の存在が人から見えていることも大事だけど、自分で自分自身のことがちゃんと見えているかどうかも大事だと教えてくれた。私も2人の娘を持つ母親として、本や映画のなかでもいいし、(ファッションショーの)ランウェイでもいいから、自分たちは何にでもなれると彼女たちが認識してくれることを望んでいるわ。もちろん(会社の)上司やCEOだっていい。とにかく、自分で自分の人生の脚本を書くことができると知ってほしいの」

 十数年前に比べて女性の活躍の場が増えてきたとはいえ、いまだ「女性だから」という理由で差別や偏見を受けることも多く、なかなか性別の垣根を越えることが出来ていないのが現実。

画像: ビヨンセとブルー・アイヴィーちゃん。

ビヨンセとブルー・アイヴィーちゃん。

 女性として成功を収めたビヨンセだからこそ、「女性の活躍」への思いは人一倍強い。そんなビヨンセは、息子のサー・カーター君をふくむ3人の子供たちに向けてこんな言葉も残している。

 「自分の思っていることを口にするのは悪いことじゃないし、それを阻む壁や天井はない。特定のグループに属するために自分を変える必要もない。つねに尊敬の念を持ち、思いやりがあって、正直で、人に共感できる心を持っていれば、私は政治的に必ずしも正しくなくて良いと思っているの。好きな宗教に傾倒すればいいし、どの人種の人と恋に落ちようとかまわない。心のままに人を愛せばいい」

 ステージに立っている時の印象が強いせいか、私生活が謎に包まれているイメージのビヨンセ。今回のインタビューでは、普段内に秘めている子供たちへの深い愛情と熱い思いを露わにした。

 ビヨンセが最初に言っていたように、まずは“無限大の可能性を信じる”ことが彼女のように成功を収める秘訣なのかもしれない。(フロントロウ編集部)

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