5歳半の息子をスクールバスで登校させた人気ラッパーのウィズ・カリファに一部の人々から疑問と批判の声が。本人の反論に称賛が集まっている。
バス通学に疑問の声
映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』のエンディング曲「シー・ユー・アゲイン feat. チャーリー・プース」などのヒット曲で知られる全身タトゥーの強面ラッパー、ウィズ・カリファ。
厳つい見た目からは想像もつかないほど子煩悩なことで知られている彼と、元妻でモデルのアンバー・ローズの長男セバスチャン・テイラー君が5歳半になり、9月からキンダーガーテン(アメリカの幼稚園)に入学した。
記念すべきセバスチャンくんの初登校を見送ったウィズは、「息子のキンダーガーテン初日。スクールバスに乗って行ったぜ! 」とインスタグラムを通じて息子の成長ぶりを誇らしげに報告。
しかし、一見何気ない事のように思えるこのウィズの行動に、一部のフォロワーから難癖がつくことに。
その理由は、通常、海外では、子供たちは保護者による送迎かスクールバスで通学するのだが、大人気ラッパーと有名モデルというセレブな両親を持つセバスチャンくんが、庶民派なスクールバスで登校したことに疑問を感じる人が続出したから。
ウィズの投稿には、セバスチャンくんの初登校を祝福するコメントに混じって「セレブキッズなのに何でバス通学なの? 」、「お金あるんだから運転手でも雇えば? 」などとケチをつけるコメントも寄せられた。
バス通学を選んだ理由
ウィズとアンバーがセバスチャンくんの初登校にあえてスクールバスを選んだのには、セレブらしい理由が。
それは、セレブキッズとして普段から一般の子供たちとは少し違う生活を送っているセバスチャン君に、少しでもほかの子供たちと同じような普通の学校生活を送って欲しいと願ったから。
ウィズは、フォロワーたちからの疑問の声に対して、その後公開した動画の中で「俺たちがリッチだからって、子供がどんな経験をするかには関係ない。セバスチャンが友だちと一緒にバスに乗って学校に行きたいって言ったから、そうさせただけだ」とバス通学はセバスチャン君のたっての希望だったと説明し、「(騒いでる奴らは)ちょっと落ち着けよ」と批判コメントを撥ねつけた。
同じ日にアンバーが公開した発車前のバス内でのセバスチャンくんを撮影した動画には、「学校楽しんでね! 愛してるわ」と涙声で語りかけるアンバーに対し、嬉しそうな表情で答えるセバスチャンくんの姿が。
セレブキッズだからといって特別扱いするのではなく、セバスチャン君が周りの子供たちとできるだけ同じように過ごせるようにしたいというウィズとアンバーの教育方針には、たくさんの人々から応援の声が寄せられている。(フロントロウ編集部)