イケメン俳優として知られるヘンリー・カヴィルは、『マン・オブ・スティール』と『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』、そして『ジャスティス・リーグ』の3作で、DCコミックス発のキャラであるスーパーマンを演じてきた。すっかりスーパーマンとしてのイメージが定着してきたヘンリーが、スーパーマン役を降板するという。
これを報じた米The Hollywood Reporterいわく、米ワーナー・ブラザースはDCコミックスの新作映画『シャザム!(原題)』でのスーパーマンのカメオ出演をヘンリー側と協議していたものの、ヘンリーの多忙なスケジュールが原因で話が流れてしまったという。その後、ヘンリーのエージェントと米ワーナー・ブラザースとの契約が破綻。カメオ出演だけでなく、今後の作品への出演もなくなると報じている。
スーパーマン降板の背景とは?
なぜ契約が破綻になってしまったかというと、米ワーナー・ブラザースがスーパーガールの映画製作を進めているから。その映画内にスーパーマンが入ってくると、ストーリーの関係上、ヘンリーとの年齢に矛盾が生まれてくることが少なからず関係しているという。
またそれだけでなく、米ワーナー・ブラザースはしばらくスーパーマン単独の映画を作るつもりはないという。関係者は米The Hollywood Reporterに、「スーパーマンはジェームズ・ボンドのようなものなんだ。何年か経ったら、また新しい俳優を見つけなきゃいけない」と話し、また何年かしたらヘンリーではなく新しい俳優でスーパーマンの映画が作られる可能性を示唆した。
ヘンリー本人が謎の投稿
多くのファンがヘンリーの降板報道について「信じられない」と悲しみの声をあげるなか、ヘンリー本人がインスタグラムにある動画を投稿。
それは、神妙な面持ちをしたヘンリーが、スーパーマンのフィギュアをかざすという短い動画。キャプションには「今日はエキサイティングな1日だったよ。 #スーパーマン」とだけ書いており、動画では一言も発していない。
スーパーマンへのお別れの動画なのか、それとも降板はしないという動画なのか、はっきりしない投稿にファンたちは大混乱。「心臓発作が起きそうになったんだから、ふざけないで」と悲しみのあまり怒りをあわらにするファンも。
また、米ワーナー・ブラザースはヘンリーの降板のウワサについて、「私たちはヘンリー・カヴィルに多大なる敬意を持っており、素晴らしい関係性も築いています。それはこれからも変わりません。また、今後のスーパーマンの映画については、まだ何も決定していません」と、否定も肯定もしない声明を発表した。(フロントロウ編集部)