ナイキ(Nike)のスウェットを着てレッドカーペットに登場
現地時間9月17日に開催されたドラマ界のアカデミー賞とも言われるエミー賞授賞式で、人気コメディドラマ『Black-ish(原題)』に出演するジェニファー・ルイスが、世界的スポーツブランド「ナイキ(Nike)」のスウェット姿を着て授賞式のレッドカーペットを歩いた。
通常、こういった格式ある賞の授賞式では男性はタキシードもしくはスーツ、女性はドレスを着て出席することが暗黙の了解で定められており、ジェニファーのようにカジュアルな格好で出席するのは異例のこと。
でも、ジェニファーがこの服装を選んだのにはちゃんとした“ワケ”があった。その理由について、ジェニファーはこう語っている。
「ナイキが、黒人をはじめとする有色人種への差別と、警察の残虐行為に抗議する(アメフト選手の)コリン・キャパニックを広告塔に起用したことを称賛するために、ナイキのスウェットを着ているのよ」
有色人種への差別に抗議するために、NFLの試合の国歌斉唱中に起立せずにひざまずく「taking a knee(テイキング・ア・二―)」と呼ばれるムーブメントを広めたコリンを、ナイキが広告塔に起用したことで、一部の人たちから批判が集まっていることを先日お伝えしたが、ジェニファーはこのナイキの決断に支持を表明。
続けて、「私は感謝の意味も込めて、今後もナイキの商品を着続けるわ。先陣をきって行動を起こしてくれたことにとても感謝しているの。アメリカにはナイキのような企業がもっとたくさん必要だと思う」と、今後もナイキをサポートを続けることを誓った。(フロントロウ編集部)