新作映画『ビール・ストリートに口あらば』(原題:If Beale Street Could Talk)の予告編が公開された。

 この映画のタイトルを聞いたことがある人もいるのでは? その理由は、この映画の原作が1970年に大ヒットを記録した人気小説だから。

 原作は、アメリカ黒人文学を代表する作家、ジェームズ・ボールドウィンの『ビール・ストリートに口あらば』。

 アフリカ系アメリカ人カップルのファニーとティッシュは、2人の間にめでたく子どもを授かる。しかしそれと同時に彼氏のファニーは、差別主義の警官により冤罪で逮捕されてしまう。子どもが生まれてくるまでに、ファニーの無実を証明するために、ティッシュだけでなく2人の家族が一丸となって奮闘するストーリー。

 また原作のほかにも注目したいのが、監督のバリー・ジェンキンス。バリーは、『ラ・ラ・ランド』を凌いでアカデミー作品賞を受賞した『ムーンライト』の監督を務めた実力派。

 『ムーンライト』に引き続き、『ビール・ストリート口にあらば』も、見ている人にアフリカ系アメリカ人の歴史や経験、そしてアイデンティティについて考えさせるような作品となっている。

 主役の男女2人を、ステファン・ジェームスとキキ・レインが演じる。他にもレジ―ナ・キング、エド・スクライン、デイヴ・フランコが共演する。

画像: If Beale Street Could Talk Trailer #1 (2018) | Movieclips Trailers www.youtube.com

If Beale Street Could Talk Trailer #1 (2018) | Movieclips Trailers

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 『ビール・ストリートに口あらば』は、11月30日全米公開。日本公開は未定。(フロントロウ編集部)

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