レイトン・ミースターが仕事中に頻繁に投げかけられるワーキング・ママならではの「ある質問」に異議。パパたちは聞かれないのにママたちはよく尋ねられる質問とは? 

ダブル・スタンダードな質問

 大人気ドラマ『ゴシップガール』への出演後も異なる分野のドラマや舞台などに挑戦しているレイトン・ミースター(32)。プライベートでは2014年にドラマ『The O.C.』の俳優アダム・ブロディと結婚。2015年に長女アーロちゃんを出産している。

画像: レイトンと夫のアダム。

レイトンと夫のアダム。

 現在3歳になるアーロちゃんの子育てと女優業の2足のわらじを履いているレイトンだが、仕事先であるドラマなどの撮影現場に行くと、仕事仲間との会話中に必ずといっていいほど聞かれる質問があるという。

 それは、「子供の面倒は誰が見ているの?」という質問。

 レイトンは米Glamourとのインタビューで世の働くママたちも幾度となく聞かれているだろうこの質問の矛盾について指摘。

 「(子供を持つ)男性がこの質問をされているのを聞いたことがないの。不思議に思って男性共演者やスタッフたちに聞いてみたんだけど、誰もこの質問をされたことがある人はいなかった」と夫のアダムを含む知人男性たちに聞いて回って得た独自のリサーチの結果を報告した。

画像: アーロちゃんが生後間もない頃、アダムと一緒に家族で近所に散歩に出かけたレイトン。

アーロちゃんが生後間もない頃、アダムと一緒に家族で近所に散歩に出かけたレイトン。

 ある番組の撮影期間中、ワーキング・ママである自分は、必ず1日に1回は「子供の面倒は誰が見ているの?」と聞かれていたのに、同じように仕事をしているパパたちはこの質問をされたことが全く無いという、社会に根強く残る性別による扱いの違い、いわゆるダブル・スタンダード(※)に納得がいかない様子のレイトン。

※二重基準。性別などの対象によって異なった規定を持つこと。

 「別に(質問自体が)不快っていうわけじゃないの。思わず聞きたくなってしまう気持ちもわかるし。だって一般的には母親が育児や家事のほとんどを担うっていうのが通例だものね」と話ながらも、“子供の面倒は女性が見るもの”というメッセージが暗に込められた質問をあまりにも頻繁に投げかけられることに辟易していることを明かした。


育児はフルタイムの仕事よりもハード

 さらに、子供の世話を夫のアダムなどに任せて仕事に出かけられることは、自分にとってはちょっとした休暇のようなものだと話したレイトン。育児の大変さについて、こんな風にも語った。

 「育児ってフルタイムの仕事をするよりもずっと大変なの。休みなんて1日も無いし。でも、収入が発生する職場での仕事では、髪やメイクをキレイにセットしてもらえて、クリエイティブなことができて、大人と会話ができる。子供をずっと追いかけ回さなくちゃいけない代わりに座ってゆっくり
コーヒーを飲むことだってできるのよ。もう、私にとっては、仕事はバケーションみたいなものよね」。

画像: トーク番組への出演前に集まったファンたちと交流するレイトン。彼女にとっては、ある意味これも“バケーション”?

トーク番組への出演前に集まったファンたちと交流するレイトン。彼女にとっては、ある意味これも“バケーション”? 

 世の中には育児とキャリアをバランスよく両立できる人もいるけれど、レイトンは“両立”や“バランス”という表現は信じていないという。「私にとっては、育児も仕事もいっぱいいっぱい。すごく忙しいわ。自分が上手くバランスを取れているとは思わない。でも、ひとつひとつの仕事の合間にちゃんとひと呼吸が置ける状況にあるということは、幸運だと思ってるの」と本音を語った。

 これまで家庭のことについてはあまり明かさなかったレイトン。“育児も仕事も完璧”といった姿をアピールするセレブが多いなか、毎日必死だと赤裸々に告白するケースはめずらしい。

 レイトンが疑問を呈した「子供の面倒は誰が見ているの? 」という質問は、働くママだけでなく、子供を預けてちょっと息抜きに出かけた専業ママたちも聞かれたことがあるはず。

 この質問だけでなく、男性には問われない質問を投げかけられ、女性が罪悪感や負い目を感じたり、委縮したりせずに、のびのびと振る舞える時代がいつか訪れることを祈りたい。そのためにはまず、社会全体が意識を改革することが必要なのかもしれない。

「ワーキング・パパ」という言葉があまり使われないように、性別によるダブル・スタンダードが無くなり、「ワーキング・ママ」という呼称にすら違和感を感じる社会こそが、本当の意味で子育てと仕事を両立しやすい社会なのではないだろうか。(フロントロウ編集部)

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