2018年にカミングアウトしたセレブ
レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、クィア…。ひとつの概念にこだわらない自分のアイデンティティを表現する言葉は多く存在し、ますます多様化が進むLGBT+コミュニティ。
社会を巻き込み理解が広がるこの時代、2018年にカミングアウトしたセレブたちをご紹介します。
『glee/グリー』俳優のケヴィン・マクヘイル
ケヴィンは4月に、アリアナ・グランデの楽曲「ノー・ティアーズ・トゥ・クライ」を引用したツイートで、ゲイであるとことをカミングアウトした。
シンガーのデイヤ
7月にリリースした楽曲「セイフ(Safe)」について自身のインスタグラムで説明した当時19歳のデイヤは、そこで「私にとってのセイフ(※安心できること)は、ガールフレンドと一緒にいること」と、彼女の存在を明かした。
『キャンプ・ロック』女優アリソン・ストーナー
元ディズニー・スターのアリソンは、3月に「性のアイデンティティを持つ人でも愛せる」と、米Teen Vogueに語った。楽曲「ホウェン・イッツ・ライト(When It’s Right)」では、初めて女性を相手に恋に落ちた経験を歌っている。
『キャプテン・マーベル』俳優のリー・ペイス
同性愛者の壮大な人生を描いた演劇『エンジェルス・イン・アメリカ』に出演したリーは、自身のツイッターで、「クィアコミュニティの一員としてオープンに生きることの大切さを理解し、自分らしくあることを幸せに思っている。これが僕の生きてきた人生です」と、39歳でクィア(※)であることをカミングアウトした。
※人によって使い方が異なるが、ストレートではない人の総称として使われる場合が多い
シンガーのアン・マリー
10月に初来日したアンは5月に、「今まで男性だけに惚れることもなければ、女性だけに惚れることもない」と、英The Line Of Best Fitに語った。
シンガー兼女優のジャネール・モネイ
LGBT+コミュニティを熱心にサポートすることでも知られるジャネールは4月に、バイセクシャルでありパンセクシャル(全性愛者:主に恋愛対象に性別の概念がない人)であることを米Rolling Stoneのインタビューでカミングアウトした。
『クリード』女優のテッサ・トンプソン
女性との関係がウワサされたことを受けて、6月に「男性にも惹かれるし、女性にも惹かれる」と、米Net-A-Porterのインタビューで告白。
シンガーのジェイソン・ムラーズ
女性と2回結婚したジェイソンは、今年のプライド月間に描いたポエムでバイセクシャルであることを匂わせた。その後、「男性とも経験があるよ。今の妻と付き合っていた時期にもね」と、米Billboardに明かした。
新人女優サーシャ・レーン
クロエ・モレッツが同性愛者の“矯正”治療施設に送りこまれた主人公を演じる話題の映画『The Miseducation of Cameron Post(原題)』に出演する注目の新人女優サーシャが、1月に行われたサンダンス音楽祭で「私はゲイです」とカミングアウト。
『ハンガーゲーム』女優のアマンドラ・ステンバーグ
当時19歳のアマンドラは6月に、これまでバイセクシャルと語っていた自身のアイデンティティを変更し、同性愛者であることを米Wonderlandのインタビューでカミングアウト。アマンドラはインスタグラムでも「私はゲイです!」と堂々の報告をした。
カーディ・Bの妹ヘネシー・キャロライナ
6月にバイセクシャルであることをカミングアウトしたヘネシーは、インスタグラムを通して「LGBTQのB(バイセクシャル)が受け入れられなくて、私たちみんなのことをよく理解できないなら、(LGBT+)コミュニティのことに口出ししないでください」と訴えた。
リタ・オラ
「男性とも女性ともロマンチックな関係になったことがある」とツイッターで表現した。この発言は、リタがバイセクシャルソングとしてリリースした楽曲「ガールズ」がLGBT+の人から非難された後に謝罪を込めて告白したもの。
(フロントロウ編集部)