今年も多くのブランドがファッションウィークで新作を発表。その中でも今年のファッションウィークでフロントロウ編集部が注目した7つの出来事を紹介。
カーラ・デルヴィーニュがランウェイに登場@パリ
女優業に力を入れていたため、広告塔は務めながらも、何シーズンもファッションショーからは距離を置いていたカーラ・デルヴィーニュ。今年2月にBurberry(バーバリー)のランウェイのみ歩き復活を果たしたけれど、今季もランウェイに出演するか注目されていた。そんななか、Balmain(バルマン)のコレクションにカーラが登場。大物モデルのウォーキングで会場を沸かせた。ちなみにコレクション会場では、熱愛がウワサされている女優のアシュレイ・ベンソンが最前列からカーラを見守る姿も見られた。
セーヌ川がランウェイに@パリ
フランスを代表する川であるセーヌ川に全長60メートルのランウェイが登場。このランウェイでは、大手コスメブランドのL’Oréal Paris(ロレアルパリ)が、様々なメイクやヘアスタイルを公開。
セーヌ川の上に作られたランウェイには、トップモデルのドウツェン・クロースをはじめ、プラスサイズモデルのイスクラ・ローレン、女優のエル・ファニングなど多くのセレブたちが登場。そして職業やサイズに関係なく、多くの人がこの日のために作られた特別なランウェイを歩いた。
ジジ・ハディッドがウェディングドレスで「ある言葉」を絶叫@ミラノ
今回も多くのファッションショーに出演したジジ・ハディッドは、Moschinoのコレクションのラストでウェディングドレスを着用してランウェイに登場。その目を引く姿はショーの目玉となり、世界中であっという間に話題になった。
そんなランウェイでウェディングドレスを着用したジジが、バックステージである言葉を絶叫。それはショーに来ていなかった恋人のゼイン・マリクに向けてなのか花嫁として気分が高揚したのか「私の旦那が来ていないわ」とバックステージで絶叫するところが撮影された。
Gigi “My husband didn’t show up” @zaynmalik fix dis pic.twitter.com/8IMfxNi4zp
— Zayn&Gigi News (@ZigiFacts) 2018年9月20日
日本にインスパイアされたものが続々登場
今回のファッションウィークでは、日本発のアニメ『ポケモン』が大活躍。ニューヨークで新作を披露したJeremy Scott(ジェレミー・スコット)は、ポケモンのメインキャラクター「ピカチュウ」を全面的に配したアイテムを発表。
そしてミラノで発表されたGCDS(ジー・シー・ディー・シー)のコレクションでは、ピカチュウ以外のキャラクターも登場。
ちなみにGCDSのコレクションは、モデルが髪の毛で耳を作りピカチュウを彷彿とさせるヘアメイクので登場するというルックも。
またEtro(エトロ)のコレクションでは、着物にインスパイアされたアイテムが登場し、注目を集めた。
Philipp Pleinにあのセレブが登場@ミラノ
これまで話題になるコレクションを生み出してきたPhilipp Plein(フィリップ・プレイン)が、ミラノで新作を発表。このランウェイには、人気女性ラッパーであるカーディ・Bの妹ヘネシーが登場し華麗にウォーキング。
また、過去にPhilipp Pleinのコレクションでパフォーマンスを披露したことがあるシンガーのクリス・ブラウンも登場し、コレクションを盛り上げた。
Ralph Laurenがブランド創業50周年@ニューヨーク
アメリカを代表するブランドの1つであるRalph Lauren(ラルフ・ローレン)が、今年50周年を迎えた。この記念すべき50周年のコレクションは、ニューヨークにあるセントラルパークで開催され、ヒラリー・クリントンやアナ・ウィンターをはじめとする各界の重鎮をはじめ、カニエ・ウェストやアン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステイン、チャンス・ザ・ラッパーなど多くのセレブたちがラルフ・ローレンの50周年をお祝い。
またコレクションは家族への祝福がテーマに掲げられており、老若男女問わず幅広いモデルがランウィを歩いた。
往年のスーパーモデルがランウェイに登場
今回のファッションウィークで特徴的だったのは、往年のスーパーモデルたちが登場したこと。90年代を彩ったアンバー・ヴァレッタやクリステン・マクメナミー、キャロリン・マーフィー、ヘレナ・クリステンセンなど多くのスーパーモデルがランウェイに登場し、堂々とウォーキングを披露。
また足のケガのため昨年モデルを引退したリンジー・ウィクソンや、うつ病のためモデル業を引退したジェマ・ワードといったトップモデルたちもランウェイに復帰して、大きな話題となった。
(フロントロウ編集部)