ヴィクトリア・ベッカムの専属ヘアスタイリストを務めるルーク・ハーシェソンが、誰でも簡単にできる美髪づくりのポイントをまとめた自身初の著書『Great Hair Days and How to Have Them(原題)』を発売。
そんな初の著書でルークがアドバイスした、ちょっと意表を突く美ヘアの極意をご紹介。
病み上がりのときこそ、髪のケアを忘れずに
インフルエンザや風邪などで体調がすぐれないとき、じつは最も影響を受けやすいのが髪。
体力の消耗などで髪のケアは後回しになってしまいがちだけれど、髪が弱っている時こそ、洗い流さないタイプのアウトバストリートメントなどで、しっかりとケアをした方がいいそう。また、髪に栄養を与えてくれる頭皮を直接ケアできると、より効果的!
髪のためにオヤツを食べて
オヤツを食べるとき、その時の気分や体調、または美容のためなど、さまざまな理由から食べているはず。ではこれからは、髪のために食べてみるってどう?
ルークは、「髪の細胞は、人の体の細胞の中でも2番目に分裂の早い細胞なんだ。だから、常にエネルギーを与えていないといけないんだよ」とアドバイス。通常、毛包に貯蓄されるエネルギーは、なんと食後4時間後ごろにはなくなってしまうそう。
ツヤのある健康的な髪が維持したければ、食間にオヤツを食べることがポイント。髪を育てるには複合炭水化物が必要とされるため、ルークのオススメは、全粒粉のビスケットやパン、ヒヨコマメでできたフムス。
髪を巻くとき、カーラーを使うべからず
美ヘアを求めるのなら、やはり今っぽいヘアスタイルであることも忘れてはいけない。ルークはスタイリングについて、「ヘアカーラーの使用を禁止することができるんだったら、僕はやるよ」と冗談まじりにヘアカーラーに苦言。
「禁止したい」とまで語る理由は、カーラーではレトロなスタイルの巻き髪しか作り出せず、老けた印象さえも与えてしまうから。引っ張りだこの人気ヘアスタイリストとしては、それが許せないよう。
ルークは、髪全体にボリュームを持たせたい時には、ドライヤーと手を使うだけでも十分だとコメント。また、巻き髪をつくる場合には、ヘアアイロンを使うことで断然“今っぽい”シェイプを作り出すことができるとアドバイスした。
多くのセレブたちに愛されるカリスマ・ヘアスタイリストだけあって、言われれば納得のアドバイスばかり。メイクや服に比べて、ちょっと後回しになってしまいがちな髪だけに、意識を少し変えるだけで大きな結果が得られそう。(フロントロウ編集部)